堺市の変人

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「胡蝶蘭」

家内の職場でお祝い事があり、「胡蝶蘭」を8鉢ほど頂いたそうです。

でも場所を取ってしまうので、何時までも飾っておけません。

例のごとくキリのいいところで目立つ場所から通用口へという事になったそうです。

 

家内の上司は処分すると言うのですが、どの鉢も見事な花を咲かせていたようです。

まだ元気ですので「処分してしまうのは可哀相」、上司の許可を得て二鉢(白とピンク)ほど貰ってきました。(他の鉢もそれぞれ貰い手が見付かり一安心です)

 

白い蘭は枝が三つ伸びていて一枝に8つほどの見事な花がたわわに咲いています。

私は植物を育てるのが苦手ですので義母の家に持って行ったところ大喜びでリビングの一番目立つ所に飾っていました。

花がある一角は、それはもう豪華な空間に早変わりです。

 

蘭を育てるのは大変難しいというイメージがあるのですが、意外と寿命が長く根腐れしたり、病気にかかったりしない場合は50年以上も長生きする事もあるそうです。

注意するのは「水のやりすぎ」と「直射日光による葉焼け」、水苔の表面が乾いた頃に水をやる程度でいいそうです。(下の皿に溜まった水は必ず捨てて下さい)

そして、直射日光に当てず間接光で十分だそうです。

 

これらの事を調べて伝えると、義母は育てる気マンマン、「また花が咲いたらええなー」と今の花が咲いている内から楽しみにしています。

 

胡蝶蘭花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」、義母の胡蝶蘭も大事に大事に育てて次の花が咲けばと思いますが、身体が少し不自由な義母が蘭の植え替えなどは出来ません。お鉢が回ってくるのは火を見るより明らかです。

でも「幸せが飛んでくる」花を枯らしては大変です。ちょっと頭の痛い話ですが、これも「命」、頑張らざるを得ません。

 

買うと高価な「胡蝶蘭」ですが、お祝い事が済めば多くの場合捨てられるというのも切ない話です。

 

見ているだけで華やかな気分にさせてくれる「胡蝶蘭」は、もう既に「幸せ」を運んで来ているのかも知れません。