堺市の変人

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サバイバルゲーム

先日、職場のレクレーションで家内が「サバイバルゲームサバゲー)」に行ってきました。

サバゲーは、前にも一回職場で行っていましたが、前回の時に参加出来なかった人達の「自分たちもやってみたい!!」という強い要望で「ではもう一度」という事になったようです。

 

でも今回は、人気が有るのか参加人数が多く前回と同じ場所では会場が狭過ぎたようです。

広い会場を探したところ、工場跡地を利用したサバゲーの会場が見付かり、ゲームに必要な銃やゴーグルも貸してもらえるという事で意気揚々と出かけて行きました。

 

家内の職場の人達は、20代から60代と年齢層が広いようですが、60代の女性が娘さんに「今度のレクレーションはサバイバルゲームや」と話したところ、「そんなんお母さんの歳でするもんと違うで!もっと若い人がする遊びや!」と言われたそうです。

「私、行っても良いのかなぁ?」と少し悩まれていたようですが、家内は平気な顔で「普通なら私達みたいな歳の者が行けない場所やから職場の遊びで行くんや!大丈夫!!」と答えたとのこと。

 

今回の会場は結構本格的な所で、二階部分に通路が作られており、三階には「スナイパー」用の櫓も有ったようです。

銃も空気だけの「エアガン」ではなく「電動ガン」、弾の飛距離もありますし、当たれば結構痛かったそうです。(以前の会場では子供用の短銃で遊んでいたそうです)

 

弾に当たったら「ヒット!」と叫んで自分はもう戦闘能力がないことを周りに知らせて、これ以上撃たれないようにするのですが、弾に当たっても「ヒット!」などと叫ぶ者は皆無、皆一様に「痛い!!」と叫んでいたそうです。

 

家内は最前線で撃ち合う弾のはじける音が恐ろしくて、最初はなかなか前に進めなかったと言っていました。

迷路のようになっている障害物の角を曲がる時「敵が居るのではないか」とそれも恐ろしかったそうです。

慣れてくると結構最前線に突っ込んで行ったようですが・・・

 

翌日、「銃声や弾がはじける音が怖くて前に行けなかった。怪我もせず決して死なない事が分かっていてもあれだけ怖いのだから、実際の戦争に行った人達はどれだけ怖かったのか」と言っていました。

 

サバイバルゲーム」と言えば、ややもすれば「戦争を遊びにして」などの批判もある遊びです。

しかし、実際経験してみると「戦争の怖さ」を感じるようです。

 

因みに、レクレーションの翌日、職場に行くと口々に「指の関節に弾が当たったのが最高に痛かった」だの「次は目立たない黒い服を着ていく」だの「家に帰って服を脱いだら弾の跡が点々と赤くなっていた」だの、やかましく騒いでいたそうです。

 

しっかりしたサバゲー会場では、ゴーグルや服装、銃の威力やルールも説明があります。

「会場では絶対にゴーグルは外さないで下さい!」といった安全対策もしっかりしているようです。(ゴーグルもフルフェイスです、ゴーグルの曇りを取るのもセーフティエリアのみらしいです)

サバゲーは、意外と子供から大人まで文句無しに楽しめるゲームのようです。

 

後日談ですが、家に帰って「サバゲー」の話をしたら、「サバゲーやったら私もやりたかった!」と高校生の娘さんから言われたお父さんも居たようです。

 

私は誘われても行きませんが!