懐かしの「ブラザーズ・フォア」
「ブラザーズ・フォア」といえば、正に私の青春の歌です。
「遥かなるアラモ」「グリーンスリーヴス」「花はどこへ行った」「七つの水仙」「風は激しく」「500マイル」「青春の光と影」「トライ・トゥ・リメンバー」・・・
「500マイル」なんか覚えて歌っていました。
男性4人のコーラスを初めて聴いた時は、ダークダックスよりもカジュアル感があって聴き込んでしまいました。
すこし「ハスキー」に謳い上げるハーモニーに惚れ込んでしまいました。
私にとっては、ビートルズよりも深く心に残っています。
今、「グレイテスト・ヒッツ」を聴いていますが好きな曲がてんこ盛りです。
男性グループといえば、キングストン・トリオも有名ですが、知っている曲が多かったせいかブラザーズ・フォアばかり聴いていました。
しかし、不思議なもので50年近くを経て、改めて聴いてみると「懐かしさ」は満点ですが、昔ほどの感動が湧いて来ません。可笑しなものです。
確かに、今聴いても良い事は良いのですが「痺れた感」が有りません。
音楽の聴き初めの頃の懐かしい「ブラザーズ・フォア」ですが、以来「ジャズ」「クラシック」「演歌」「民謡」何でもジャンル関係無しにあれこれと聴いて来ました。
どうも「あく」というか「パンチ」とかが無いので少し物足りなさを感じるようです。
でも、1957年から活動し、一部メンバーの入れ替えがあったものの、今日まで活動を続けていますので凄いです。
一度、歳をとった「ブラザーズ・フォア」も聴いてみたい気がします。
高齢者になった私にはピッタリかも知れません。
今、流れているのは「トライ・トゥ・リメンバー」、青春に日々が甦って来ます。