堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「食べ物でひと騒動」の巻

先日、家内が職場に「回転焼き」を買って行きました。

その日休んでいる人や甘い物が苦手な人の分を除いて一人に一個ずつ食べてもらえる数を買っていったそうです。

家内が帰る時には回転焼きは全て無くなっていました。

何人かの人から「ご馳走様でした」の言葉も貰っていたので、てっきり皆が食べてくれたと思っていたそうです。

 

しかし翌日、一人のアルバイトさんと「回転焼き」の話をしている時、彼女が食べていない? 確認してみると後2~3人も食べようと思った時には無くなっていたようです。

確かに一人に一個は有ったのに?誰かが余分に食べていたという事か!アルバイトさんの物が無かったというのは許し難い!

 

これからの事もあるので、家内が皆に確認していると二人の男性が「甘い物嫌いな人もいるから余分に食べてもいいと思った」と言って2~3個ずつ食べたそうです。

「食べない人達の分は除いて買ってきている!」「数を考えて食べろ!」「これからは真っ先にあんたらやと思うから」と叱ったそうです。

 

そして昨日、その一件の話を犯人としていると、2人とも長男だということに気が付いたそうです。家内は一人っ子、その辺の気持ちは分からなかったと言っていました。(その時も犯人は「食べました」と笑っていたようですので憎めません!)

やはり兄弟の多い人は、子供の頃から生存競争?が厳しく、特に一番上の子は下の兄弟のために我慢させられた事も多いとは良く聞く話です。

どうしても「食べ物は有る内に沢山食べなければ」という習性が身に付くようだと思ったそうです。

 

実際、その二人も「大好物のお菓子が有ってもお兄ちゃんだから我慢しなさい・・・」といった事が多々有ったようです。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、子供の頃のそういった経験はやはり心の底に残っているような気がします。

 

血液型占いというのがありますが、大人に成ってからの行動や性格は血液型ではなく長子か次子、一人っ子かどうかといった環境が大きく影響しているようです。

結婚相手も長子と次子、一人っ子と長子のカップルの方が上手くいく事が多いらしいです。(一般論ですが)

 

今では、職場の休憩室に「一人一個ずつでお願いします」と「解禁になりました」の二つの札を作って食べ過ぎ&残り物対策を行っています。

 

紛争の種が絶えず犠牲者も出ています。世界の秩序が崩れて行くような報道が毎日流れる日々ですが、家内の話を聞いていると大の大人がと呆れながらも、ある意味「日本は平和だな」と思ってしまいました。

 

そうそう、食べられなかった人から、「食べた人はハンコを押していったらどうですか」と、食い物の授受簿という提案も有ったらしいですが微笑ましい限りです。