堺市の変人

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これから1,400億年は安泰!?

ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」を使い、高精度で宇宙の過去を観測する国際共同プロジェクトが進んでいます。

宇宙は限りなく膨張してバラバラになるのか、ビッグバンとは逆に収縮して一点になるのかいった論議がなされていますが、途中経過では「少なくとも1,400億年は宇宙は安泰である事が分かった」という発表がなされました。

 

今の宇宙が誕生して137億年、地球が誕生して46億年といわれていますので、「宇宙の終焉」といった事は遥か先のようです。

 

第一、太陽が膨張して地球を飲み込むのが76億年後とも言われていますので、私達には「宇宙の終焉」なんか意に介さなくても良いようです。

膨張した太陽の影響を受ける前に私たちは他の惑星に逃れる手段を手に入れられるか?

たかが数十年の寿命の私には、確認しようがありません・・・

 

私たち人類の祖先(ホモ・サピエンス)が地上に現れたのが20万年前と言われていますので、「人類は長い地球の歴史の中で一瞬の間、生存を許された一つの種にすぎない」という言葉は間違い無いようです。

 

もう直ぐ「平成」が終わり、新しい時代が始まろうとしています。

世界大戦や東西冷戦などの緊張を孕んだ「昭和」と違い、「平成」は激動といった感覚とは少し違う落ち着いた時代のようにも思えます。

 

しかし、一見波乱の無い平成の時代においても、多くの課題が発生し解決が求められています。

日本でも、人口減少と財政健全化が、次の時代に先送りされています。

世界的にみても「格差の拡大」と「地球温暖化」、「原発の後処理」、「世界人口の増加と食糧問題」・・・といった課題についての処方箋が定まっていません。

 

人類が地球をぶっ壊し、生命の歴史の中で最も冷酷な種に成り下がってしまうのかが問われる時代です。

「今さえ良かったら」といった問題の先送りは許されません!