もっと混んでいた「大晦日」?
今年も後2日、ほとんどの会社が昨日までだったせいか今日は昼間から商店街や百貨店は人でごった返しています。
何年も前の事ですが、私も現役の頃に思わぬ経験をしました。
当時、私の勤めていた会社の年末の仕事は30日まででしたので、バタバタしていて正月の準備なんかとても手に付かず、ようやく大晦日の夕刻に車で近くの百貨店に繰り出しました。
正月用の食べ物やお菓子、お酒なんかを適当に買って後は帰るだけ、これで人並みの正月は暮らせるとのんびり構えていました。
しかし、ここからが悪夢でした。
百貨店の屋上にある駐車場まで行った所までは良かったのですが、出庫の車の大渋滞!
全く車が動きません。
百貨店を出るまで、かれこれ2時間位かかってしまいました。
家に帰ったらあれもして、これもしてと私達なりに計画を立て、楽しい正月を迎えるつもりが、大晦日というのに家に帰るだけで「グッタリ」といった状態で何もする気になりませんでした。(わやくちゃの大晦日でした)
そんな事を思うと、今は少しお店の混み具合も昔と違ってきているような気がします。
今では、百貨店も正月2日から営業していますしコンビニなんかは無休です。
三が日はほとんどのお店は閉まっていた頃が、かえって懐かしくなります。
そんな意味では、「おせち料理」の役割も少しづつ低くなっているようです。
何かにつけ便利になり過ぎた昨今ですが、あまり便利になり過ぎるのもどうかなと思ってしまいます。
便利になった分だけ、確実に私は怠け者になっているようです。
正月三が日は、基本的に全ての店が「休業」というのも有りかな?
全てのお店が休みでも、交通機関や運送・配達の方は休み辛いとは思いますが、せめて小売店だけでも「三が日は休業」といった昔に帰る事があっても良いかなと思ってしまいます。
大晦日に百貨店の駐車場から抜け出せず悲嘆に暮れていた事が、今から思えば懐かしくて仕方がありません。
ほとんどのお店が三が日閉まっていたのも懐かしいです。