松井知事、大活躍! 住民は大迷惑!
「ある日突然、緑の公園のかわりに目の前に病院の壁が」
大阪狭山市にある近畿大学病院が堺市三原台に移転されようとしています。
府営団地跡地と都市公園部分(堺市)を移転用地とする事が既に決定されたようです。
計画が出てから3年余り、近畿大学からは一部住民に対し説明会が2回開催されています。
しかし、堺市(公園所有者)からは一度も説明も無いまま計画を強行
地域住民からの再三の要望を全く無視した堺市
他の自治体では起こり得ない事が、この堺市では起こっています。
全国初の都市公園の民間への売却
常識では考えられない医療圏を越えての大病院の移転
住民のために「少しだけ公園をのこして」という声も全く無視
信じられない事が起こっているのに、「近大病院移転有りき」で計画がドンドン進んでいます。
大型ヘリの発着訓練はあるのか?
移転にまつわる税金は、どれだけ使われるのか?
近大は移転条件を満たしているのか?
なぜ、公募は行われなかったのか?
何床の病院が来るのか?
なぜ12㌶いるのか、10㌶では駄目なのか?
地域住民の声に何の回答も返って来ません。
(都市公園の一部売却を明記)
短い期間での松井知事の奮闘ぶりが窺えます。
松井が動けば有権者は泣きをみる!
ここでも「森友学園」と同じく「松井知事」が大活躍しているようです。
その上、近畿大学の名誉会長が世耕経産大臣です。
国・府・市・近畿大学が力を合わせて、必要以上に地域の憩いの場を奪い取っていく計画には、到底納得なんか出来ません。
私は、いくら「地域の活性化」といえども、地域の住民の被害を完全に無視し、全国でも例の無い都市公園の売却には怒りしか覚えません!
大阪府と堺市は、12㌶もの用地を近畿大学に提供しようとしています。
無理です。広すぎます!
枚方駅前の関西医科大学及び附属病院は5.8㌶で立派な大学と病院が建っています。
今までバスか車でしか行けなかった近大病院、駅から歩いて行ける「悲願の駅近」に近畿大学はどのような手段を使ってでも移転したいようです。
しかし、住宅地の真ん中に後から入って来るのですから、まとまった12㌶は無理です。
「無理が通れば道理が引っ込む」、無理を承知で堺市に要請した松井知事の常識を疑います。
「少しは公園をのこして」との住民の声が空しく響きます。
私達地域住民は、近大移転に全面的に反対している訳ではありません。
2㌶余りは、地域住民の憩いの場として残してほしいというお願いをしてきただけです。
「地域の活性化」と何ら相反するものではありません。
大阪府の強引さ、追従するだけの堺市、近畿大学の厚かましさ、泣きを見るのは地域住民
公園の転用面積の縮小に3,313筆もの署名が挙がっています。
しかし、堺市は、それも無視です。
私は、心底怒りを覚えます。
近畿大学は以前、現地(狭山)での建替え計画を進めていました。
「1,000床の病院の移転には医療圏を考慮すると解決困難な難しい問題が多くあり、この大阪狭山の地での建替えとなります。・・(塩﨑医学部長・現大学長)」平成23年3月同窓会会報
「平成23年夏頃、近畿大学から建て替え等を行うにあたり、東大池公園を借用できないかいう相談がありました・・・」大阪狭山市議会報告まとめ
大病院の医療圏を越えての移転については、近畿大学は「医療圏を越えての病院移転については、昨年(平成25年)6月に厚生労働省から一定の要件を満たせば法制度上可能」との助言を厚生労働省から頂いたと言っています。(大阪狭山市議会報告)
たかが私立の一地方大学に?
何から何までおかしい事だらけ!
これでは怒らない人は居ません!
堺市の泉ヶ丘地区からは、車で10分も走れば市立総合医療センターやベルランド病院という500床規模の病院が利用出来ます。
片や大阪狭山市は、近大病院が堺に移転しても大阪狭山市の医療を担うよう要請しなければならない程困っています。
全てが「近大病院移転」ありきの、典型的な出来レースです。
「森友学園」「可計学園」問題がこの堺の地でも!
こんなことでは、地域と近畿大学との共存なんて「夢のまた夢」
私は、絶対に納得出来ません!許せません!
下記の記事は、事実に基づいているようです。
大変心強く嬉しかったです。有難う!anond.hatelabo.jp