堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

フェリーの旅

鹿児島県の志布志市と大阪を結フェリー「さんふらわあ」の昨年度の旅客数と乗用車の積載台数が、合併して「㈱フェリー サンフラワー」になった2011年度以降で最も多かったこという記事を読みました。

 

以前、車で福岡まで行ったことがあります。(運転は家内一人です)

行きは大阪から山陽自動車道を通って、途中「宮島」の遠景を見たり「関門大橋」を眺めたりと、寄り道しながら行きましたのでかなり時間がかかりました。

 

冬場でしたので、福岡では旬の牡蠣や烏賊を食べたり、博多の街に繰り出したりと福岡を堪能しました。

しかし「帰りもまたあの距離を運転して帰るのか・・・」と迷っていた家内が「フェリーで帰ろう」と言い出しました。

 

小倉まで車で行って、小倉から大阪には「名門 大洋フェリー」に乗って寝て帰ろうという算段です。

運賃は覚えてないのですが、雑魚寝の部屋だと落ち着いて眠れそうにないので、カプセルホテルのような形式のカーテンが閉められるベッドの2等洋室を選びました。

 

乗船手続きをして、いざ部屋に行ってみると思ったよりも狭くてちょっとガッカリ・・・

家内が「せっかくフェリーに乗るんだから個室に変更しよう!」と言って聞きません。

フロントに行って部屋変更は可能か聞いてみると「畳の部屋なら空いてます」との返事です。

 

4人がやっと寝れるくらいの部屋ですが、二人だから余裕です。

窓からは海も見えて、ちょっと贅沢な船旅気分・・・

フェリーでの移動は、何が良いって、寝ている間に目的地に到着できること!

 

小倉を夕方5時前後に出発したら翌朝5時半頃に大阪南港に到着します。

船内には結構大きな風呂もありますし、レストランや売店もあります。

豪華客船での船旅とまではいきませんが、交通機関としての利用なら時間も有効に使えるし、何より疲れ方が全然違います。

 

明石大橋の下をくぐる頃には夜も明け始めて、綺麗な景色を見る事も出来ます。

今流行りの船に泊まりながら観光地を渡り歩く「クルージング」は豪華で優雅であっても、私の性に合いませんが、交通機関として利用するならまたフェリーでの旅をしてみたいと思います。

 

帰りが楽な分、より遠出が可能ですので、行動範囲が一気に広がります。