堺市の変人

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「治一郎」のアウトレット

旅行からの帰りの道中、静岡県の清水港に寄って干物を買って帰りました。

これまた家内がネットで調べた干物店「久保田商店」、堤防の横を走る道沿いにあるお店(駐車場あります)ですが、なんとも入りにくい店構えです。

「本当にここがお店?」と話していると、中から男性が出迎えてくれました。

 

ご主人曰く「ここは工場だから品物は並べていません」

「何の干物が要りますか?」

「何がお勧めですか?」

「全部美味しいです。」

「何が有りますか?」

「今有るのは大アジ・鯖・金目鯛・秋刀魚・・・」

とのことでした。

 

工場直売だけあってお値段も大アジ300円、鯖(半身)200円、秋刀魚200円、金目鯛は大きさによって色々あるようです。

コストパフォーマンスは最高です!

 

清水の方では秋刀魚を醤油干しにするそうで、塩干し秋刀魚よりもメジャーらしいです。(関西で見かける少し甘いみりん干しより醤油干しが一般的です。)

せっかくですから醤油干しの秋刀魚を含めて全種類買いました。

 

発泡スチロールの箱に干し魚を入れ、保冷剤にペットボトルを凍らせた氷といった具合で詰めて頂けます。(小アジの丸干し5匹のオマケまで!)

とても親切で気持ちのいいオヤジさんです。

明日の夜に、肉厚の大きなアジを食べるのが今から楽しみです。

 

魚の干物は、水分が飛んで旨味が凝縮されています。ただ、作るのに手間が掛かりますので、ある意味贅沢な食べ方です。

実際、新鮮な刺身と比べても少し水分を飛ばした干物の方が格段に美味しいように感じられます。(決して目刺しのようにカラカラでは無く、焼いた時にもジューシーさが半端ではありません。)

 

その後、浜松で東名高速を降り「ヤタローグループ」の工場直売店へ寄りました。

ヤタローグループは、静岡県では有名なパンやスイーツを製造販売している会社、最近全国進出をしている有名な「治一郎のバームクーヘン」はヤタローグループの子会社です。

 

工場直売店ではその「治一郎のバームクーヘン」の切れ端などのB級品を100グラム100円で販売しています。(バームクーヘンは1人三袋までしか購入できませんが、味は同じです。)

その他にも普段お店で販売しているパンやスイーツ、果物まで格安で販売されていますので一見の価値があります。

 

家内は嬉々として山のようにバームクーヘンやパンを買い込んでいました。

気の置けない人へのお土産にはピッタリ!らしいです。

しかし、バームクーヘンは良いとしても大量買のパンやスイーツ類をどうするつもりなのか甚だ疑問です。

アウトレットに弱いのは分かりますが、賞味期限が有るのを知っているのかな?