堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「白いカラス」

我が家のマンションには時々、バルコニーにカラスが来ます。

来ると言ってもベランダに止まるのではなく、人が行けないような端っこに止まって見張りをしているようです。

見られているのが分かると警戒はしますが、すぐに飛び立つような事はありません。

さすが「空飛ぶ犬」と言われるくらい頭のいい鳥、人間は自分が止まっている所まで来ないことは分かっているのか、余裕綽々といった態度です。

 

カラスが子育てをする頃は、子供を守るために巣の近くを通る人を襲ったり、ゴミ箱を荒らしたりと、迷惑なことも色々やらかす鳥です。

我が家でもゴミ出の袋を荒らされた事が幾度かあります。

ベランダに置いておいた時には、荒らされた事が一度もありませんでしたので油断していました。というのも、ベランダには時々犬が出ているので用心深いカラスは決して降りて来ないようです。

 

近所の公園を歩いていると「カラスに餌を与えないでください」という立て看板が立っている所があります。間違ってカラスに餌なんか与えたら大変な事になるので要注意です。

 

カラスは真っ黒なせいか、不吉な鳥と思われ人間からは嫌われ者のようです。(家内は「頭がいいから飼ってみたい、懐いたら絶対可愛いと思う」と言いますが、野鳥の飼育は法律で禁止されています)

 

こんな嫌われ者のカラスですが今日、ネットのニュースを読んでいると「W杯二勝目へ吉兆?2羽の白いカラス現る」という記事があり、青森県に二羽の白いカラスの目撃情報が相次いており「真っ白で神々しい」「いい事がある前兆」などと話題になり「日本代表の勝ち星に白いカラスが関係しているのでは」とまで言われているそうです。

 

色が白かろうが黒かろうがカラスはカラス、やっている事は同じなのに色だけで嫌われ者から一転「神々しい」とまで言われるのは何か不思議な感じです。

世の中、所詮「見た目重視」なのか?はたまた「白い」=「美しい」なのか?

どちらにしても、人間の方がカラスよりも数倍身勝手な生き物であるような気がするオッサンでした。