猫ってやつは・・・
家内がネット上の掲示板で見つけた話なのですが、「二歳になる娘がイヤイヤ期に入って言う事を聞いてくれずイライラしていたが、娘はつい最近まで猫だったと思う事によってイライラしなくなった。着替えを嫌がれば「いっちょらの毛皮着てたから嫌がってもしょうがないよね」、ご飯を食べないと言えば「この前まで鰹節とカリカリだったもん、しょうがないよね」という具合に心の中でつぶやく事によってイヤイヤ期を乗り越えられそうだ」という書き込みだったそうです。
それに対して、同じくらいの子供を持つママさんたちが「そう思えばイライラしないのか!いい事聞いた!」と絶賛しておられたそうです。
イヤイヤ期の幼児は大変だと聞きますが、それに例えられる猫って奴は・・・と思いましたが、我が家の猫もやっぱり超が付く我儘です。
先日も私が猫の喉を撫でてやっていた時、気持ち良さそうに顔を前に突き出して目をつぶってうっとりした表情を見せていました。(時には撫でている手を舐めて来る事もあります)
「気持ちいいんだな」と思って撫で続けていると・・・
何の前触れもなく、いきなり「ぱしっ!!」と撫でている私の手に向かって猫パンチをくらわせて来ました。しかも「フゥッ!!」という威嚇のおまけも付いてきました。
さすがに爪は出していませんでしたので血が出る事はありませんでしたが、先ほどまでの恍惚の表情から一瞬の間に般若の表情に変わる猫の豹変ぶりには驚かされます。
家内は「しつこく撫でるから嫌がってんよ」と言いますが、本当に気持ち良さそうにしていましたし、尻尾も動かしていませんでした。(猫はイライラしている時に尻尾をくねくねと動かします)
猫って奴は本当に我慢することを知らず、その時々の気分次第、気儘そのものです。
世の猫好きは「そこがいい!」らしいのですが私には一向に理解できません。
家内は「私には絶対そんなことしない」と自信が有るようですが、ニャンコがゆっくり寛いでいる時に、前足に触る勇気は無いようです!