生きてる「ルンバ」
今朝は少し風が有りましたが天気は上々、比較的暖かかったので外で朝食を食べました。
私の役目は豆を挽いてコーヒーメーカーにセット、後はパンを切るというものです。
それだけ終われば、もう一度布団にもぐりこんで「出来たよー」と声が聞こえるまでうつろうつろとしています。
メニューは、パンにジャムを付けたのとコーヒー、ジュースとウインナー、目玉焼きとサラダ&ヨーグルトが定番です。家内が遅出の日の日課となっています。
そして今日も朝食が終わり、家内はあたふたと出勤の準備、私はゆっくり煙草を吸っていたのですが、部屋から「あっ」そして凡犬を呼ぶ声、煙草も吸い終わり部屋に入ると出勤前の家内が「少し残っていたヨーグルトの皿をひっくり返してしもた」と叫んでいます。
キッチンを見るとカウンタの上とキッチンマットにヨーグルトがかかっていました。
「後始末をさせようと凡犬を呼んでも知らん顔してる」「掃除させといてや」と言い残し慌ただしく家内は出勤して行きました。
「よし」と言えば、他の犬の皿までなめている極端に卑しい凡犬ですので、私もこ奴に舐めさせた方が綺麗になると思い、抱っこしてヨーグルトに鼻を近づけると予想通りせっせと舐めています。
まるで、生きている「ルンバ」です。
ただ、このルンバが綺麗にしてくれるのは口に入る物だけですので格段に性能は落ちます。
最近流行っているお掃除ロボットですが、買うとなると結構な値段がします。第一、障害物だらけでルンバが動き回れるスペースが無い我が家では、少々の障害物は乗り越えてくれる四足のルンバが合っているようです。
今まで、私にとっては無駄飯ばかり食って何の役にも立たない文字通りの凡犬でしたので、こいつでも人の役に立つと喜んでいるオッサンでした。