堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「空襲警報」?

 行きつけの喫茶店で、何気なく堺市広報に目を通していた時「武力攻撃やテロから身を守るために」という標題が目に留まりました。緊急時には、全国瞬時警報システム(Jアラート)により屋外に居る場合は頑丈な建物に入るか物陰に、屋内の場合は窓から離れ窓の無い部屋にといった内容でした。ちょっと気になったので家に帰って堺市のサイトを開けてみました。

 出て来ました、「弾道ミサイル落下時の行動等について」という内容で、北朝鮮からミサイルが発射された場合で・・・Jアラートを活用して、防災行政無線屋外スピーカーでメッセージが流されると共に国からの緊急速報メール等により緊急情報が知らされるようです。現代でも「空襲警報」が有るのかな?そんな変な気持ちになりました。

 昭和20年8月15日の戦争終結により、日本人は「空襲警報」といったものから解放され、世界の人々との共存の道を新たな決意で歩み始めました。私も戦争を知らない世代ですが、広島の原爆死没者慰霊碑にも「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」といった不戦の誓い抱きながら、日本は繁栄の道を歩んで来たと言われています。

 しかし、第2次世界大戦が終わって72年、未だに私達は、「「空襲警報」に守らているというのは不思議でなりません!

 日本だけでなく世界が、より多くの人びとが共存出来る世の中よりも、経済の発展(金儲け?)を優先させてきた附けが回って来ているのかな?そんな気がしてなりません。

 何かというと「お金」が物を言うような時代です。偉い人=お金を持っている人といった間違った認識がはびこっているような世相です。早く、原点に帰って真面目に働けば幸せが掴めるような社会になって欲しいです。

 富が一部に集中するようでは世の中から争いの種は消えないような気がします。

 政治は「富の再配分」をキッチリ行い、私達は、それが出来る政治家を選ぶという基本が揺らいでいるような気がします!