堺市の変人

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奇跡のシンフォニー

 映画「奇跡のシンフォニー」は、ちょっとお薦めです。A級とB級の間位といった感じですが、音楽の使い方が絶妙です。クラシックとロックのコラボみたいな所がありますが違和感無く効果的に二つのジャンルの音楽が心地よく流れています。さすがに、アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた事が頷ける作品です。

 恋愛物と母子物を一緒にしたようなストーリーなので、より多くの層の人の共感を呼ぶように作られています。主演はフレディ・ハイモア、純真な少年の気持ちを素直に表現していましたし、共演のロビン・ウィリアムズも引き立て役に徹しているようで好感が持てました。

 ミュージカルは別として、音楽が効果的に(主役のように)使われている映画といえば、「トップガン」「オーケストラ」「007シリーズ」・・・というのが私の印象ですが、「奇跡のシンフォニー」は、クラシック・ロック・ゴスペル・・・といったジャンルの違う音楽が入り混じっています。オープニングはクラシック、エンディングはロックといった具合でしたが全く違和感を感じません!

 以外性といった物は無く予定通りの展開ですが、変に捻っていないせいか最後まで一気に観てしまいました。

 家内は少し涙ぐんでいました。

 「あんたもや!」という声が聞こえて来そうです。