堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

びっくりポンの消臭剤

 我が家にはペットの犬と猫が居ます。(通商、凡犬と凡猫)それに加えて保護犬を時々預かりますので3匹が部屋の中でたむろしている事もよくあります。

 保護犬はシャンプーすらしていない犬が多く、プードルなんの長毛種は毛が固まって排泄が困難になる子も居るようです。そんな状態ですから中には丸刈りにされている犬も居ますが、皮膚にまで臭いが染み付いていて、シャンプーをしても臭いが取れない子も居ます。

 大体、そういった犬は質の悪いフードを食べさせられていますので身体の中の状態も悪い子が多いようですが保護犬が居るだけで部屋が臭うこともあります。(ちゃんとブラッシングをして、質の良いフードを食べているとそのうち臭わなくなります。)ですから我が家にとって消臭剤は必需品!そう「プリジア」は必需品です。

 この「プリジア」はペット臭だけでなく、キッチンで魚を捌いた時の生臭さなども「シュッシュッ!」とするだけで臭いを消してくれます。

 臭いを他の臭いで誤魔化すのでは無く化学反応で臭いの元を分解し水になるのでペットに振りかけてブラッシングしても大丈夫!家内は冬場の静電気防止のためにブラッシングの時にも凡犬によく振りかけています。

 また、真菌に効果を発揮するので風呂場や、窓の桟などに生えたカビなどに振りかけても効果があります。(実証済み!家内の母が感動していました。)

私は汗をかいたシャツに振りかけて臭いを押さえたりもします。人間にも使えます!(実証済です。)

 ペット(赤ちゃんでもOK!)が床に粗相をした時でも雑巾で拭いた後これを振りかけておけば臭いも取れるし除菌できます。

 ドッグラン等、動物を扱う所では無害ゆえに業務用として使っている所もあります。

 この「プリジア」、ペットショップでも置いている所が有りますが、ネットで簡単に購入できます。

 我が家は業務用の4L入りで4,500円くらいのものを買っています。(水で半分に薄めて使えますので実質8L分になります。)

 ただ、光に弱いので光を通さない入れ物に入れて保管することが必要ですのでご注意ください。

 「汗臭い」時に「シュッ シュッ!」、私の愛用品です。

一時預りの定め

 今、預っているワンコが6月27日に脚の手術のため、保護主さんの所に一旦帰っていたのですが、本日になって突然携帯がなりました。

 「9日に戻って行く予定でしたが、里親さんが見つかりそうです。未だトライアル(お試し期間)の日程は決まっていませんが、トライアルに向けて準備をしていきますので、もう其方には帰りません。」という嬉しい連絡でした。

 順調にトライアルが終わり、新しい家での生活のスタートを祈るのみです。

 しかし、家内が泣いています。「可愛い子やったな!」「家の子にしても良いくらいやった!」・・・とグチュグチュ言っています。このワンコは3ヶ月家に居ましたので「情」が移ったのでしょう。「3ヶ月も家に居てたらアカンわ!」「ちょっとショック!」と未練たらしい言葉が出て来ます。

 私は「ワンコが幸せになるから喜ばなアカン!」と慰めになるかどうか分からない言葉を返すのみです。長く預っていたワンコの里親が決まった時には、毎回、このような事の繰り返しですが、これは「一時預かりの定め」です。

 正式に里親が決まれば、また、新しい保護犬が配属されます。私達が一時預かりしている保護団体は、保健所で殺処分の対象になったワンコを引き出していますので、これで、また一つの命が救われた事は間違いありません。

 里親に行ったワンコが幸せになり、可愛がられている事を願うのみです。

台風(海)は怖い

 今日はこの夏初めての台風が日本列島に上陸しました。

 台風で思い出したのが○十年前の夏、場の友人に誘われて大人子供合わせて十数名で夏の日本海に一泊の予定で海水浴に出かけました。

 宿泊する夜に台風が通過するとかしないとか天気予報が言っておりましたが、気にせず決行!昨日に日本を通過して行った台風のように小さな台風が山陰地方をかすめるように上陸して日本海を進んで来ました。

 台風の時化た海を見たことがない家内他数人は「危ないからやめろ」と周りが止めるのも聞かずにホテルの裏にある海を見るために浜辺まで出て行きました。(幸いにも何事もなく無事戻ってきました。)

 翌日は台風一過の日本晴れ!海水浴場は台風の影響で人も少なく泳がない手はありません。私は元々水に入るのはあまり好みません(見るのは好きですが泳ぐのはどうも・・・)ので最初から泳ぐ予定は無く浜辺で見学を決め込みましたが家内を含めた数人が海に入っていきました(テトラポットで囲ってある比較的安全な場所です。)

 「危ないから波打ち際だけ」と言いながら数人が波打ち際に座っていたのですが、大きな波が打ち寄せた後の引き波に海のほうに一メートルくらい引っ張られていました。さすがに小学生を持つ親は子供達に「絶対海に入ってはダメ」と言い聞かせていましたが、親達は子どもの前で海に入ってハシャイでいました。(悪い親の見本?)

 家に帰って義母にその話をしたら、こっぴどく叱られたそうです。(義母は漁村育ちでお父さんが海で亡くなっています。)

 「台風の時に海に入るバカがどこにいるか!引き波をなめるな!」海の近くで育った人は海の怖さをよく知っています。

 同日、日本海で浮き輪を持って海に入った男子高校生が流されて死亡したというニュースが流れていました。

 若さ故の悪ふざけはよくあることですが、それが自然相手だととんでもない結果を生む事があるということを肝に銘じた夏でした。

騙され続けて3ヶ月

 3月から居た預り犬が、6月27日、一旦手術のため保護団体に戻って行きました。強フィラリアに加え後ろ足の膝の関節が緩く、放置しておくと歳をとった時に影響が出て来るので今の内に手術する事となりました。

 当日(27日)の手術は大成功!(そんなに難しい手術では無かったようです。)おまけにフィラリアの数値も下がっていました。フィラリアが治った訳ではありませんが、厳しい状態から普通の状態に改善されていたようです。強い薬の投与が必要無くなり一般のフィラリア薬の通年投与でOK!(一安心、この夏が越せるか心配していましたので「ホッ」としました。)

 しかし、しかし、我が家では、散歩に連れ出すと喜んで引っ張り気味で歩き初めて直ぐに、「ハア」「ハア」と口で息をしていました。私はフィラリアの影響で息が切れるのかなと思い少し可哀想にも思い、早くフィラリアが治ればと願っていました。

 先日、トレーナーさん(保護主)さんから、ワンコを連れて来る日程の調整で家内に連絡があったのですが、その時、「散歩に出る時に嬉しくて凄く興奮します。そんな時は直ぐに歩き始めるのではなく、ゆっくり落ち着かせてから散歩して下さい。ゆっくり引き寄せるようにすると必ずそこでウンチもするようになります。」というアドバイスが返ってきました。

 「フィラリアがしんどいのかな?」「ウンチは不定期なのは仕方ないかな?」・・・と思いながらの散歩でしたが、ずっと「騙され続けて」いたようです。

 帰ってきたら「締めてやる!」バカ犬め!

蝿の受難

 今朝、朝食の後リビングでのんびりしていました

 大変蒸し暑く人間も犬も猫も朝からぐったりといった感じでした。その内、それまで伏せて「だら~っ」としていた犬が天井のある一点を一心に見つめだしました。「何かいるのかな?」と思って見てみると、そこには蝿が一匹、蝿が飛ぶたびに耳を動かしながら興味津々といった感じです。

 そして、蝿が近くに飛んで来たらパクッと口で捕獲しようとしていましたが、凡犬に捕まえられる蝿など居るはずがありません!

 猫はというと、こちらも同じく椅子の上でぐったり寝ていたのですが、急にピクッ!と反応したかと思うと一目散に窓際に飛び上がり、網戸の前でじぃっと何かを見上げています。 そこにはさっき犬が捕獲しそこねた蝿がとまっていました。猫は身動きもせずにジッと蝿を見上げていたかと思うと、蝿が網戸の下のほうに移動したとたんにさっと手を出して蝿を攻撃します。

 しかし、深追いはしないので蝿はまた上のほうに移動、猫は身体を網戸に貼り付けるように伸ばして上のほうに留まっている蝿にまた一撃、それを何度か繰り返している内に蝿はどんどん弱っていきます。これぞ嬲殺し!

 家内が「あまりにも蝿が気の毒や」と言って網戸を少し開けて蝿を外に逃がしていました。

 犬は多分パクッと口で捕まえたら食べてしまうと思います。しかし猫は蝿が死んだところで絶対食べません!あくまで遊びです!猫のほうが残酷で人に近い生き物のような気もします?

 因みに、以前リビングに大きなゴキブリが出没したことがあるそうです。私は家に居なかったのですが、ゴキブリ大嫌いな家内は(叩き殺すことができません。)「猫が捕まえてくれるかも!」と猫に大きな期待を寄せていたみたいですが、猫のすぐ側をゴキブリが通ったにも関わらず無視していたそうです。(凡犬は蝿でも大き目の奴が飛んでいると怖くて震えていますのでゴキブリなんかに絶対近寄りませんので期待度ゼロです。)

 どうやら家の猫、蝿くらいの小さい生き物相手だと遊べるけれどゴキブリくらいの大きさになると怖いようです。

 どちらにしても、優位に立てるのは蠅やゴキブリが限度の我が家の凡(駄)犬と凡(駄)猫でした。(弱虫め!)

「空襲警報」?

 行きつけの喫茶店で、何気なく堺市広報に目を通していた時「武力攻撃やテロから身を守るために」という標題が目に留まりました。緊急時には、全国瞬時警報システム(Jアラート)により屋外に居る場合は頑丈な建物に入るか物陰に、屋内の場合は窓から離れ窓の無い部屋にといった内容でした。ちょっと気になったので家に帰って堺市のサイトを開けてみました。

 出て来ました、「弾道ミサイル落下時の行動等について」という内容で、北朝鮮からミサイルが発射された場合で・・・Jアラートを活用して、防災行政無線屋外スピーカーでメッセージが流されると共に国からの緊急速報メール等により緊急情報が知らされるようです。現代でも「空襲警報」が有るのかな?そんな変な気持ちになりました。

 昭和20年8月15日の戦争終結により、日本人は「空襲警報」といったものから解放され、世界の人々との共存の道を新たな決意で歩み始めました。私も戦争を知らない世代ですが、広島の原爆死没者慰霊碑にも「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」といった不戦の誓い抱きながら、日本は繁栄の道を歩んで来たと言われています。

 しかし、第2次世界大戦が終わって72年、未だに私達は、「「空襲警報」に守らているというのは不思議でなりません!

 日本だけでなく世界が、より多くの人びとが共存出来る世の中よりも、経済の発展(金儲け?)を優先させてきた附けが回って来ているのかな?そんな気がしてなりません。

 何かというと「お金」が物を言うような時代です。偉い人=お金を持っている人といった間違った認識がはびこっているような世相です。早く、原点に帰って真面目に働けば幸せが掴めるような社会になって欲しいです。

 富が一部に集中するようでは世の中から争いの種は消えないような気がします。

 政治は「富の再配分」をキッチリ行い、私達は、それが出来る政治家を選ぶという基本が揺らいでいるような気がします!

キョウチクトウ

 初夏になると近くの散歩道に夾竹桃(キョウチクトウ)の花が咲きます。7~8本の木が並んで茂っていて残暑の頃まで道行く人々の目を楽しませてくれます。白い花の木と濃いピンクの花の木が交互に植わっていますので色彩的にも楽しめます。

 ある日なんかは、初めに咲いた花が散って白い絨毯とピンクの絨毯を交互に敷き詰めたようでした。自然の絨毯の上で、彼の植物が「私って綺麗でしょ!!」と自慢しているようにも感じました。

 、この「夾竹桃」、強い毒性があるようです。一部の蛾の幼虫は此の木(葉や花)を餌にしているようですが、花・葉・枝・果実に加えて土にも強い毒性があるようですので要注意です。(箸代わりにして中毒になったり、海外では死亡事故も起きています。)

 「綺麗な薔薇には棘がある」そのままの話ですが、ワンコは近寄らせないようにしながらも何時までも身近な自然を楽しんでいきたいものです。

 の毒性の話を目にして、私は、ふっと風の谷のナウシカに出て来る「腐海」を思い出してしまいました。「腐海」は瘴気(毒気)を出し、人間は腐海の瘴気の及ばない限られた場所に住んでいるという設定ですが、腐海の原因は人間!その腐海が瘴気を放つ!しかし、結果として腐海が瘴気を浄化していた。といった意味深な内容だったと記憶しています。宮崎駿の変わらぬ思い、自然を破壊し続ける人間へのメッセージが込められたアニメでした。

 が飛んで纏まりませんでした。ゴメンナサイ!