堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

台風(海)は怖い

 今日はこの夏初めての台風が日本列島に上陸しました。

 台風で思い出したのが○十年前の夏、場の友人に誘われて大人子供合わせて十数名で夏の日本海に一泊の予定で海水浴に出かけました。

 宿泊する夜に台風が通過するとかしないとか天気予報が言っておりましたが、気にせず決行!昨日に日本を通過して行った台風のように小さな台風が山陰地方をかすめるように上陸して日本海を進んで来ました。

 台風の時化た海を見たことがない家内他数人は「危ないからやめろ」と周りが止めるのも聞かずにホテルの裏にある海を見るために浜辺まで出て行きました。(幸いにも何事もなく無事戻ってきました。)

 翌日は台風一過の日本晴れ!海水浴場は台風の影響で人も少なく泳がない手はありません。私は元々水に入るのはあまり好みません(見るのは好きですが泳ぐのはどうも・・・)ので最初から泳ぐ予定は無く浜辺で見学を決め込みましたが家内を含めた数人が海に入っていきました(テトラポットで囲ってある比較的安全な場所です。)

 「危ないから波打ち際だけ」と言いながら数人が波打ち際に座っていたのですが、大きな波が打ち寄せた後の引き波に海のほうに一メートルくらい引っ張られていました。さすがに小学生を持つ親は子供達に「絶対海に入ってはダメ」と言い聞かせていましたが、親達は子どもの前で海に入ってハシャイでいました。(悪い親の見本?)

 家に帰って義母にその話をしたら、こっぴどく叱られたそうです。(義母は漁村育ちでお父さんが海で亡くなっています。)

 「台風の時に海に入るバカがどこにいるか!引き波をなめるな!」海の近くで育った人は海の怖さをよく知っています。

 同日、日本海で浮き輪を持って海に入った男子高校生が流されて死亡したというニュースが流れていました。

 若さ故の悪ふざけはよくあることですが、それが自然相手だととんでもない結果を生む事があるということを肝に銘じた夏でした。