堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

暖かい言葉「ありがとう」

連休などに宿の予約を取っても、都合で知人に「良かったら行かない?」と声をかけて譲ることがありますが、安く泊まれますので喜んで頂いています。(もちろん料金は相手持ちです)

 

たまに声をかける知人の中に、家内の仕事の後輩が居ます。

彼は今、結構責任のある立場、毎日が仕事に追われて大変そうです。

家内と同じ職場で仕事をしていた頃は俗にいう「やんちゃ!」、でも、歳と共にその「やんちゃ」が部下を持ち、それ以外にも職場関係の役員をこなすし、まとめ役なんかをやっているようです。

 

昔は職場で家内と意見が対立しても、自分の意見を正面切ってはっきりと言う男だったようですが、今では「仏」と呼ばれるくらい温厚な人柄に変わって来ています。(多分、パフォーマンス?)

 

「自分の意見を言うだけでは職場を収めることはできない」と、腹を立てながらも乗り越えてきたようです。

しかし、激しい気性を何時も押さえているので、ストレスのたまり方も半端ではないのか、たまに「宿が取れたから行く?」と声をかけると、電話を切る間も無く、何時も「行きます!」と即答!他の誰よりも早く、こちらが驚くほどです。

 

そして必ず「ありがとうございました。本当にゆっくりできました。最近ストレスが溜まってしんどかったから有り難かったです。」等々、旅行の感想などを添えて丁寧なラインが必ず家内の元に届きます。

 

そんなメールを受け取ると嬉しくて、また、彼に声を掛けてしまうようです。

最近は、キャンセルする前に声を掛けるのは彼ばかり・・・

 

ストレスを抱えながらも仕事を頑張っている事も有りますが(声をかける他の人も同じように頑張っていますが)、やはり彼からの「ありがとう」が、また声を掛けようという思いにさせるようです。

 

「ありがたく思え」とか「やってあげてる」と思い、お礼を期待している事はないのですが、「ストレス解消できました。ありがとう!」とのメールを受け取ると、彼の喜びようが目に浮かんでくるようで、又、声を掛けようと思ってしまうようです。

 

彼がこれからも頑張って仕事ができるように、部下のために踏ん張れるように・・・

そんな事を思いつつ家内は、「今度は何時電話してあげようかな」と、次の宿の算段をしています。

 

「ありがとう」の一言は受け取った人を暖かい気持ちにさせてくれる魔法の言葉です。

私も家内に「ありがとう」を連発しようかな?

何か良い事あるかな?