パワフルな「ご老人」
知人のお母さんは、かれこれ90歳になられるようなお年頃です。
普通90歳にもなると、特養か家に居ても外出がおっくうにになって家に籠りがちというのが普通のパターンです。
家族も年寄り一人の外出なんか危なくてさせられないというのが本音ではないでしょうか!
しかし、しかし、2年位前に電話でお話した時も「私、今度ラスベガスに行きます。ラスベガスに行ったらカジノに行くのですが、小使いの範囲で何時もスロットをして帰ります。私、必ず勝ちますのよ!」
さすがに、一人では無く娘と同伴らしいですが、スロットをしている娘に「そこで終わったらあかん、もう少し我慢し!」とハッパをかけているようです。(娘さんの証言)
「エッ」と少し耳を疑いました。正直、私はラスベガスにもカジノにも行った事がありません。
「何と、パワフルな!」
90歳前のご老人がラスベガスで博打なんて思考の範囲外でした。
最近も私が留守のときに電話があり、家内と話をしたようですが、家に帰った私に家内が「あのお婆ちゃん、1月に社員旅行でハワイに行くらしいよ。」
今、わたしは64歳、90歳まで26年あります。「歳だから」と言っていたら罰が当たりそうです。
「目指そう、アクティブな90歳!」そんな勇気を何時も貰っています。