堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

女心

先日、義母に聞いた話です。


義母の知り合い、と言っても買い物に行った先で顔を見かけたら立ち話する程度の方なのですが、義母より歳上の方らしいです。(義母が70歳の時にその方は90歳手前位だったそうです。)

その方の事を指して言う時、義母はいつも「奥さん」と言ってたらしいです。
例えば「奥さん足が達者やからよろしねえ」みたいな感じです。

ある日、その奥さんと何時ものように話していた時、その方が「奥さんはいつも私の事「奥さん」って呼びかけてくれはるから嬉しいわ」と仰ったそうです。
義母は何も考えずに呼びかけていただけに「そ、、、そうなの?」って感じだったそうですが、よく考えて見れば、その方は90歳くらい、何時も周りからは「おばあちゃん」と呼びかけられていたのでしょう。

 

でも、心のどこかで「私はおばあちゃんって名前と違う」と思っておられたのかもしれません。(それとも「おばあちゃん」は、自他共に認めるお年寄りって事かな?)


そういえば以前サービス業で働いている知り合い(当時20代イケメン)は、「40歳から上くらいの女性とお話しする時は、苗字で呼びかけるのではなく、出来るだけ下の名前に様を付けてお呼びするようにしている、そのほうが打ち解けて話していただける」と言っておりました。

その時は「なんかホストみたいなやっちゃな」と思っていましたが、彼の言う事にも一理あるみたいです。

 

何時までも若く見られたいという「女心」

幾つになっても女性は女性として扱ってもらいたい「女心」

 

歳をとれば「爺っちゃん、婆っちゃん」で良いのに若く見られたいのやな?
家内に聞いてみたら「そんなん、当たり前やん!」と一蹴されました。