懐かしの「丸型ヘッドランプ」
私は、運転免許を持っていませんので、もっぱら家内の運転する車の助手席に乗って行き交う車や景色を眺める係です。
長距離の時には、タブレットのナビで右・左、後何㍍で交差点とかやっていますが、慣れた道では煙草を吸うか、飴をしゃぶるか、喋るか寝るかといったところです。
そんな運転できない私ですが、車を見るのは大好きです。
通り過ぎる車を見ては、「あれは昔のスカイラインGT」「あっ丸型ランプのマークⅡ!」なんて叫んでいます。
家内には「運転もしないのに良く知っているな」と、ある意味感心されています。
そんな車を見ていて、何時も感じるのは「丸型ランプ」への郷愁です。
最近は、LEDランプの車ばかりです。どうしても 顔(ランプ)がつり目のように上がっています。
LEDランプになってから、フロントデザインそのものに個性が無くなってきたように思えてなりません。
昔は、一目見て車種が分かったものですが、今ではトヨタでもベンツでも同じような雰囲気(顔)なので、エンブレムを見て確認する事もあります。
ピカピカに磨いた丸型や角型のヘッドランプが通り過ぎれば、「おい、古いブルーバードや!」とか言って喧しい限りです。
一度、ディーラーに「何で今のフロントは何処のメーカーも同じようなデザイン?」と尋ねた事がありますが、対人の安全対策でどうしてもこんなデザインになってしまうという返事が返ってきました。
「なんかガンダムみたいで面白くない!」と少し抵抗しましたが、これも時代の趨勢のようです。
2000cc位で角型のボディ、丸型のヘッドランプ!
既に時代は自動運転、昔を懐かしむ者の入り込む余地は全く無いようですが、もし、そんな車が販売されたら性能なんか二の次にして家内に買ってもらいます。