「ドッグラン」にて
昨日は、久し振りに「ドッグラン」に出掛けました。
とは言っても、私にはワンコに楽しませる為にドッグランに行くという気持ちは、さらさらありませんが、ワンコの譲渡会&バザーということで、バザーの準備のお手伝いに行ってきました。
行く前には、家内に「僕の時給は2,000円位かな?」とか言いながら、小遣いをせしめる算段でしたが、「もう退職しているから高くて1,000円やわ」、なかなか家内も厳しいです。でも、「まぁ 少しでも貰えるかな」といった事を考えながら参加しました。
ドッグランに到着したら、先ずはテントなどの設営です。12時からの譲渡会ですが、10時過ぎには着いていましたので、時間的には十分余裕があったのですが、初めて設営するテントは大変でした。
山用のテントは大体分かっているつもりでしたが、一般の陽射しを避ける屋根だけの大きなテント(タ―プ)です。基本4人で設営するものを家内と2人で悪戦苦闘!
でも、無理でした。急遽、ドッグランの受付の方に「Help!」、ようやく設営完了、ホッとしました。
バザー商品を並べ、ワンコのゲージも設置完了、ようやく一息といったところです。
この「ドッグラン」、広さは十分あります。それに、小型犬、大型犬の区別なく一つのフィールドでワンコ達が遊んでいます。
犬種も雑多、雑種からグレートデン、バーニーズマウンテンドッグ、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、イングリッシュセッタ―、サル―キ、ロットワイラー、シベリアンハスキー、ボーダーコリー、秋田犬、柴、フレンチブル、シュナウザー、ビーグル、トイプー、パピヨン、イタグレ、・・・(以前には、ウルフハウンド、ラブラドゥ―ドルなんかも見かけました)
フリスビ―やボールを追いかけたり、追っかけっこしたりと、それは賑やかでした。
月に一週間しか営業していないドッグランですので、暑くなる前にと昨日は特に多くの方が来られたようです。
今回来ていた譲渡犬は、11歳の黒柴(我が家で預っているワンコです)、ほとんど四国犬と言っても通用する1歳の雑種、それに怖がりの白い雑種(6ヶ月)の三匹でした。
バザーも一段落、躾教室はトレーナーさん担当(当然ですが)、ちょっと暇になった私は、初めて会った「ほとんど四国犬」と歩いてみる事にしました。
勿論、リードを付けてです。
フリーで楽しく遊んでいるワンコの中でリードを短めにもって横に付いて歩く練習を何回かしました。フリスビーなんかより地味ですが、飼主の横に付いて落ち着いて歩くのは基本中の基本です。
雄の柴犬よりも一回り大きな雌のワンコですが、このような経験は初めてだったようで、「どうしたら良いのか」ワンコが戸惑っている様子が、リードを介して伝わって来ます。
でも、落ち着いてとまではいきませんが、どうにか横に付いて歩けるようです。
前に出ようとするワンコをリードで制すると、「何?」といった顔をして此方を振りむきます。
もう少しで、リードの持ち主(飼主)の思いを理解するようになりそうです。
悪いことした時に「コラッ」と叱ったら、叱られているのが分かっている素振りを見せる従順さがあります。それを見ていたトレーナーさんは、「この子は生まれた時には、そんなに酷い環境では無かったようです。ちゃんと母犬の躾も覚えています。」
思っていたよりも大きくなったので捨てられたのかな?
「四国犬」の血が入っているこの譲渡犬は、カッコ良く凛々しい顔付をしています。(大きな体のくせに少し甘えん坊ですが)
機会があれば、貰われて行くまでに、もう一度一緒に散歩の練習をしてみたいと思わせるワンコでした。
それにしても、譲渡会が終わり、日も変わってしまいましたが、未だに家内から日当の支払いがありません。
やはり、このような大事な事は、仕事の前に詰めておくべきでした!