人間は「意地悪」
ああー、私は偽善者?
今日、高速道路を走っている時、反対車線が渋滞していました。
こちらはスイスイ走っているのに向こう側はかなりの渋滞です。
時間帯の関係もあるのでしょうが行きも返りも、此方はスイスイ、反対車線が渋滞という状態でした。
「こちらが混んでなくて良かった」と思うと同時に「なんとなく気持ちいい」と思っている自分にちょっと?
家内に「なんで反対車線が渋滞しているのを見ながらスイスイ走ったら気持ち良いんやろ?」と聞くと
以前、職場の人がゴールデンウィークに有馬温泉に泊まりで出かけた折に、その人は午前10時くらいに帰路についたらしいのですが、有馬温泉町に入る手前から西宮北有料道路のトンネルを海側に抜けてしばらく走るまでずっと車が数珠繋ぎで渋滞していたそうです。
それを横目にスイスイ走れるので大変気持ち良かった、「有馬までずっとでっせ」って最後尾の人に意地悪く教えてあげたかったと言っていたらしいです。
やっぱり他の人も私と同じように反対車線が渋滞しているのを見ると「気持ちよく」なるのか?とちょっとホッと思いました。
「人の不幸は蜜の味」と言いますが、最近、脳に関する研究が進んだ結果「他人の不幸を喜ぶのは人間の脳がそのような仕組みになっているからである」ということが分かって来たとネットで紹介されていました。
人の不幸を喜ぶなんて不謹慎な事ですが、脳の仕組みがそうなっているのなら「反対車線の渋滞」を気持ち良いと思うくらいの小さい不謹慎なら許してもらえるか?
他人の不幸を喜ぶような事はしたくないと思いますが、この位は正常なんだと安心したオッサンです。