堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

灰 皿(愛煙家の愚痴)

 灰皿なんてものは、後10年もすると時代遅れの代物になるのでは?

 目の前の灰皿は昔の会津本郷焼です。茶色っぽい飴釉で40年来の愛用品ですが、煙草を乗せる部分の鉄の細工が難しいのか、当時でも器は造れても鉄の細工の部分が手に入らないと言われていました。

 今はもう陶器屋さんにも出回っていないようです。それどころか灰皿を店先で見かける事が少なくなっているような気がします。

 「禁煙」・「分煙」から「受動喫煙」と愛煙家には厳しい世の中になってきましが、これも時代の趨勢というところです。

 日本でも、ホテルは禁煙の部屋が多くなっていますし、パブリックエリアは原則禁煙です。飲み屋でも禁煙になる勢いです。

 日本以外でもハワイなんかは、ホテルの部屋も含め原則全て禁煙となっています。愛煙家だった知人がハワイに行った時、喫煙場所が解らず旅行中ずっと禁煙、「おかげで日本に帰ってからも煙草を吸っていない」と言っていました。(私はハワイでも吸っています。喫煙エリアは無くとも必ず煙草を吸った形跡のある場所があるものです。)

 世の中から煙草が消える時代が来るのかな?

 ちょっと心配です。

ちょっと変!

 6月7日の日本経済新聞に「国会、大幅延長見送り」という記事が掲載されていました。副題に「加計問題、早期幕引き図る」と出ていましたが、なんとなく遣る瀬無い思いがします。これで「健康増進法改正案(受動喫煙)」は成立の見込みが無くなってしまいます。また、「刑法改正案(性犯罪罰則強化)」や「ギャンブル依存症対策基本法案」も日程が厳しいため黄信号という事らしいです。

 ただ、十分な会期の延長がなされない理由が、加計学園問題の論議を早く切り上げたいとか、東京都議選に悪影響を及ぼすと言った事を聞くと「国会」の使命を忘れた愚行のような気がします。「すぐにでも国会を閉じたい」という自民党幹部の発言は、私には全く理解出来ません!

 「国会」は、万人の幸せのために、国の進むべき道を決める大切な場のはずですが、今の対応を見ていると、私には内閣や自民党の護身としか見えません!

 「民主主義とは与えられるものでなく、人民が不断の努力で守っていくもの」という言葉が思い出されます。今、私達が享受している「民主主義」も、多くの民衆の血によって獲得されましたが、私達は改めてその事に思いを馳せる必要があるのではないでしょうか?

 今国会では法案審議を徹底的にやる、加計問題は臨時国会で事実究明を徹底するといったような事は出来ないのかな?

 もし、加計問題がうやむやになれば政府自民党は「ホッ」とするかも知れませんが、国民の政権に対する信頼は失墜する事を忘れてはなりません。

餌食らう凶器

 さあ寝床に入ろうかと寝室に行くと、我が家の凡猫が家内の足元で横になっていました。寝る前にちょと可愛がってあげようと頭を撫でていましたら、家内が「ゴロゴロ喉を鳴らしてないから怒ってるで!」と注意の声が飛んで来ました。

 私にしてみれば、撫でてもらっているのに怒ることは無いと高を括っていましたが、目と目が合った瞬間、飛んで来ました「猫パンチ!」、それも私の左目がターゲットでした。

 一瞬瞼を閉じましたので、被害はまゆ毛の横と瞼、それに目の下の三か所です。手を当てると確り血が出ていました。傷はそんなに深く無かったので軟膏を付け、バンドエイドを貼ってといった具合です。

 腹が立つことに、家内に軟膏を付けて貰っている時、何も無かったかのように加害者が私の足に擦り寄ってきました。まるで「ゴメン」と言わんばかりに!

 以前にも額に「猫パンチ」をくらい少し血が出た事が有りましたので、これで二回目です。この猫は、私が家を空けていた時に家内が拾ってきましたので猫にとっては私が新参者に映るようです。

 「人間に一番身近な野生」を言われる猫ですが、犬とは大分勝手が違います。犬は何時からでも躾次第で飼い主をリーダーと認識し甘えもしてきますが、猫はネズミを取るのも何をするのも本能のまま行動しているようです。

 この凡猫、腹が立つことに家内には確り甘えていくのに、私にはきっちり距離を置いています。

 今では凡猫を撫でる時には、顔だけはパンチの届かない距離を保つよう注意しています。医者に聞いたところ、角膜は血管が通っていないから傷ついても治らないようです。(要注意!)

 私にとっては、「餌食らう凶器」のような猫ですが、家内は何時も「世界一可愛い猫」と目を細めています。この時も「あんたが悪い」の一言でした。

 犬より野生に近い猫ですが、そこに多くの人びとが引き付けられているような気がします。

 まっ「暴力には屈せず!」共存を目指します!

一喜一憂

 今、預っているワンコはウンチが不定期な奴です。朝夕一日2回の散歩ですが、3回(一日半)位ウンチが出ない事が有ります。体調が悪くてウンチが出ない時は元気が無くなりますので、元気よく散歩している限りは大丈夫という事は解っているのですが、やはりちょっと気になります。

 ウンチが出るまで何回も同じ所を回ったり、散歩の距離を伸ばしたりと色々やってみますが、しない時はいくらやってもしません。言葉が通じれば「お前、ウンチやる気あるのか?」と聞いてみたいところですが、そうはいきません。

 結局、「オシッコさえすれば大丈夫」と思って帰る事もよくあります。こいつはメンタルが弱いのか今までの預り犬で最も音に敏感です。フードを食べている時も、ちょっとした音が鳴ると食べるのを辞めてしまい、もう食べないというメンタルの弱さです。

 非妊手術の後も、フードを食べずトレーナーさんを困らせていたようです。

 ワンコの本心を聞く訳にもいきませんので、此方が気持ちを切り替えて「楽しい散歩」を楽しむ事しか無いようです。

 それにしても、ワンコのウンチには「一喜一憂」させられます。

ジョキング始めました!

 母の介護で9年間ほど中断していました「ジョキング」始めました。

 実は、土曜日に六甲の最高峰に登ったのですが、こいつは大丈夫(私の方が体力がある!)と思っていた連れのペースに着いて行くのが精一杯でした。1時間も歩くと息があがって寡黙になっていました。一応平気な顔をしていたのですが、内心は余裕ナッシング!

 これでは駄目だと思い、さっそく月曜からジョキング開始、近くの公園の歩道をグルグル40分程、歩くのとほとんど変わらない速さで、走っているかのようなフォームで10周しました。

 さすがに9年のブランクは厳しいです。まるでハーフマラソンでも走り終わったような疲れようです。

 しかし、汗をかいた後の爽快感といったような心地よい疲れが気持ち良かったです。

最近少しジーパンがきつくなって来ていましたので、これを機会に少しシェイプアップといった所です。今までのジーパンが履けなくなることは絶対に避けたいと思っています。

 雨の日以外は「より早く」なんて事は考えず、とりあえず「着替えて家を出る」これでやってみます。

 1年も続ければ「ホノルルマラソン」デビューなんて事も夢では無いのでは?

六甲山頂にて

 休日に友人と六甲山に登りました。正確には六甲山という山は存在しませんので、六甲山系の六甲最高峰に登ったという事になります。

 年に1~2回程度会う友人ですがもう50年の付き合いになります。高校時代の山岳部の同級生で年一回は何処かで一泊しています。今回は有馬で現地集合(午後3時)、現地解散(午前10時)でしたので、私は午前中に最高峰まで往復する事にしました。

 一緒に登ると言い出した友人と二人で登りましたが、彼は山登りから遠ざかっているはずです。私は余裕で登れると高を括っていたのですが大間違いでした。

 友の後からのんびり付いて行くつもりが、ペースが速く付いて行くのが精一杯でした。(ジョキングの必要性を痛感しました。ちょっとショック!)

 六甲の最高峰は2つ有ります。(今は1つですが)

 現在登山者に親しまれている山頂は、戦中戦後には日本軍やアメリカ軍の軍用地で有った為、登山者用の標識が近くに設けられていました。高射砲陣地や軍の通信基地といった歴史を持つ山頂というのも珍しいかも知れません。

山頂からは、下に神戸の街が見渡せます。神戸空港関空も目の前です。和泉山脈金剛山葛城山二上山も手に取るように見渡せます。

 「関空が近いな、泳いで行けそうや」「あれは四国やないな、淡路島かな」・・・

 相変わらず他愛の無い事ばかり話していましたが、やはり気の置けない友との会話は楽しいものです。

 早い目に下りて時間が有れば「好日山荘(アウトレット店)」にでも寄るか!

 夢が膨らみます。

「差別」やないで「区別」やで!

 今日の夕刻、ワンコの散歩時の事です。

 何時ものコースで階段に差し掛かりました。私と預かり犬が階段を下っていくと、ワンコが私の歩調に合わせるがごとく一瞬止まりました。

これを見ていた家内の「え!私やったらグイグイ引っ張って行って絶対に待つ事なんかしない!」と怒っている声が後ろから聞こえて来ます。明らかにワンコの対応が違う事に気付いたようです。

 階段を下りて歩道を歩いている時にも、「私やったら、もっと引っ張ってゼイゼイ言っているのに!」と文句タラタラです。

 私は歩きながら「何時もワンコが引っ張ったら瞬時に引っ張り返すようにしてるで」と、それとなく「お前も頑張れよ!」との思いを込めて返事をしていました

 私が見ていると、家内のリードでの躾は一瞬ですがタイミングが遅れるようです。ワンコの躾は、悪い事をした時に間髪を入れずに行うと「効果絶大!」、遅れるとワンコは何が何だか分からず仕舞いで、飼い主の「自己満足」になってしまう場合が多いようです。

 普段は犬にメロメロでも、ワンコが悪い事をした時にはきちっと叱りきる事が重要です。トレーナーさんは何時も「良い形で終わらせて下さい。」と言っておられますが、間違ってもワンコの要求(我儘)が通ったと思わせてはならないようです。

 預り犬の顔を見ていると「差別」やないで「区別」やでと言っているようです。

 今も家内が「こいつは絶対に私の事を下に見ている!感じ悪いわっ!!」と怒っています。