堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

やはり「おかしい奴」

今、我が家には飼い犬と預り犬の二匹の犬と雄のくせに口喧しい猫が同居しています。預り犬は里親が見付かるまでの一時預りですが、後の犬猫は大切な家族らしいです。(あくまで家内の家族です。私は犬猫が居なくても生きていけます。)

 

この凡犬が只の凡犬ではありません。賢く無いのは当然ですが変わっています。

一応「柴犬」なのですが、柴犬の皮を被った小型犬のような性格です。

 

先ず、面白いのが「蝿(ハエ)」を恐がります。蚤以上の大きさは苦手なのか「蝿」が飛んでいると、あっちに行ったりこっちに着たりと「ソワ ソワ」して落ち着きません。

緊張が極度に達すると口から涎を流しています。「蚤の心臓」といったところです。

そんな時にも決して庇う事はしていませんが、慣れる事は無いようです。(庇うと余計に状態が悪くなります)

 

昨日の夜、散歩の時の凡犬の行動には驚かされました。(呆れたという方が当たっています。)

何時もワンコ二匹での散歩ですが、前に後にワンコが動いている内に片手で持っているリードが絡んでしまいました。

私は何時も散歩の時には、リードを環でポーチに留めています。私が転倒したり意識が無くなったりしてリードが手から離れてもワンコが逃げないようにするためです。

 

凡犬も預り犬も飛んで逃げる心配はありませんが、大きな音でもしたらパニックになって逃げる可能性があります。(犬は雷等の大きな音には弱いです。)

 

歩きながら絡んだリードを元に戻そうと預り犬の環を外しましたが、気が付くと凡犬の方も外れてしまっていました。

凡犬のリードはどこ?

振り返るとリードが外れたまま、凡犬はその位置でじっと立ったままで此方をみています。

リードが外れたときの姿勢のままで止まっていました。

 

さすがに呆れました。普通なら逃げるかそのまま歩いて来るかしそうなものですが、じっと止まって此方を見ているなんて、やはり「おかしな奴」です。

 

家に帰って家内にその話をすると「犬は飼主に似るようよ」の一言、

凡犬は私にとっては「知人」です。飼主は家内です!