堺市の変人

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京都慕情

 最近この歌を家内がよく口ずさんでいます。1970年にベンチャーズが発表した曲で、当初は当然歌詞の無い楽器だけの曲でした。すぐに渚ゆう子が歌詞を付けてカバーし今でも親しまれています。

 実は、NHKの「京都人の密(ひそ)かな愉(たの)しみ」の影響です。既に何回か放送されているドラマですが、ここでエンディングに使われているのが「京都慕情」、物語の雰囲気と曲(歌詞)とがこれ以上無いと思わせるほどマッチしています。

 最近、「May j.」が歌う「京都慕情」を聴きましたが、私には「弱い女・・・」の歌詞が感覚として「強い女・・・」に聴こえてしまいます。

 渚ゆう子は、さすが本家本元だけあって文句の付けようが有りません。しかし、このドラマのテーマ曲は武田カオリのソフトな歌声がこれ以外に無いと思えるほどマッチしています。

 作曲したベンチャーズは、日本との係わりが深く「二人の銀座」「京都の恋」「京都慕情」「雨の御堂筋」等の曲でも有名ですが、日本での収入が米国の収入を超えていた事でも、その事が頷けます。それにしても、アメリカのミュージシャンから、このような「日本的」な曲が生まれた事は驚きです。

 このドラマのエンディングに限って言うと、歌は武田カオリがピッタリといった感じに思えました。今も横で家内がこの歌を口ずさんでいます。