多過ぎる虐待!
「幼少期の寝方が心の育ちに影響する」という記事を読みました。
「父母子」と「父子母」の並びで添い寝する場合、母親が三人の中央に居る寝方のほうが子供は母親とは密着し、父親とは間接的に接触することで、依存と自立のバランスのとれた情緒的に安定した子供が育ち、兄弟が増えていく時も1人寝にスムーズに移行する事が出来るようです。
「父子母」の子供中央型は両親との十分なスキンシップが取れるので安心や信頼の心が育つのですが、父母共に子供との一体感が強く、過保護気味になってしまうので父性的な躾が作用しにくくなり子供が自己中心的になりがちな傾向があるそうです。
これは20年余り、5000件以上も日本の家族がどう寝ているかを研究してきた教育学博士が発表したものです。
添い寝という習慣は親子の信頼関係を築くために非常によい方法であり3~4歳位までは添い寝でOKのようです。
この記事を読んで、先日起こった新幹線車内で3人殺傷した犯人の事を思い出してしまいました。
彼は幼い頃に親の育児放棄で祖母に育てられたと報道されていました。幼い頃に親から愛された経験がないから「自己肯定感」が少なく人付き合いも上手くこなせず「自殺したい」となったのでは?
だからと言って人を殺めて良いという話では勿論ありません。どうしても死にたいのなら1人で死ねばいい話、彼の行った行為は許されるものではありません。
ただ、最近この犯人のように育児放棄(ネグレクト)や虐待される子供の数が増えているような気がします。凄惨な子供の虐待死の報道の数もかなり多くなっています。
子供を守るために、法律も変える必要では?
児童福祉法の改正無しには虐待されている子供達を救うことは出来ないのでは?
もっと児童相談所に法的な権限を与えないことには、今後も虐待死や将来的に犯罪に走る子供が増えていくような気がしてなりません。
虐待を行う親から子供を引き離し、適切な心のケアを施し、より良い社会人になるよう育てるのは社会の役割だと思います。
「森友問題」や「議員数を増やす」「憲法改定」などテレビを賑わしていますが「もっと他にも早急に議論すべきことがあるやろう!」と怒りを覚える毎日です。
事は、命の問題です!