堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

猫の爪考

 我が家の凡猫の唯一のとり得!

 爪とぎは、段ボールの爪とぎかキャットタワーの支柱(爪とぎ用に麻紐が巻いてある)でしかしません。

 私の知人などは「壁や家の柱で爪とぎしてボロボロにされる、子猫の時にちゃんと躾ればよかった」と愚痴っています。

 実際、我が家でも以前飼っていた「ハナ」という猫は壁で爪とぎをしては壁紙をボロボロにし、タンスの上に登ってはタンスの壁面に多数の引っかき傷を残すというあり様でした。

 

 そういう意味では今飼っている凡猫はまぁまぁできる奴だとも言えます

 私の眉間を猫パンチで攻撃したり、犬とじゃれあっている時に犬の唇に勢い余って爪を引っかけたりと傍若無人な振る舞いをしております。

 定期的に爪切をするようにしているのですが、つい忘れてしまうこともあります。

もし、眼に当たって角膜でも傷つくと失明する恐れすらあります。

 最近オーストラリアで流行っているのが「猫の爪カバー」

 アクリル製やシリコン製樹脂を使って猫の爪にカバーをして爪被害から人や物を守るというもので、猫の爪にカラフルなカバーが付いている様はマニキュアをしているようでとても可愛らしく見えるようです。(私は可愛いとは思いません)

色も40色もあってオーストラリアの猫飼いさん達に大好評だそうです。

 

 アメリカでは「抜爪手術(爪切除術)」というのが普及しているそうで、猫に人や家具が引っかかれないように施すらしいです。

 私はこれを聞いた時軽い気持ちで「家の猫もやってもらったら?」と軽い気持ちで家内に言ったのですが、

「そんな手術絶対しない!!その手術は猫の足先の第一関節から切り落としてしまう。」

「猫は爪とぎをすることによってストレスを解消したり、心を落ち着かせる習慣があることなどから爪を抜く事は虐待だ!可愛いうちの子にそんなこと絶対にさせません!」

「あなたはなんて酷い事を言うのか!!」と猛反発を受けてしまいました。

 

 調べたところヨーロッパなどでは法律で禁止されているようです。

 猫を飼うなら「完全室内飼い」が当たり前となった現代ですが、昔、猫は屋外で伸び伸びと暮らしていました。

 凡猫もオッサンも受難の時代です。