堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

煙草のジンクス

 マッチで煙草に火を付ける時、三人目は一旦火を消して付け直し三人目の煙草に火を付けると言ったシーンを映画で見たのですが、そんなジンクスが本当にあるか解らずに気になっていました。

 昨日、ネットで調べ物をしていた時、なんとなく「煙草のジンクス」を検索したら「あの迷信・ジンクスは本当か?」(日本博学倶楽部 PHP文庫)で紹介されていました。

 キリスト教では、神と精霊とキリストを一体とする「三位一体」という概念があって神聖な三という数字は、あまり世俗的な事に使わないといった風習があるらしいです。「今は肩身が狭い愛煙家も信仰深いんだなあ」と感心しましたが、実は、スウェーデンに黒幕が居たようです!

 「マッチ王」と呼ばれた、J・クル―ガ―がその頃高価だったマッチが売れるよう欧米中に「神聖な三を使うのは良くない」といったような事を広めたそうです。「バレンタインデー」のチョコレートと同じような販売業者の仕掛けでした。(因みに、バレンタインデ―のチョコは日本だけの風習です。)

 それにしても、三人の男が煙草に火を付けるシーンはカッコ良かったです。昔の映画は煙草や帽子・時計・ペンといった小物の使い方が上手かったような気がします。酒場のカウンターに座った紳士が口にする煙草からスーと立ち上る煙、これはもう「文化」です。勿論カラーでは無くモノクロ映画の方が良いに決まってます!

 「昔はよかった!」オッサンも歳ですね!

夜 桜

 外は小雨、今日もワンコの散歩が待っています。オシッコやウンチは絶対に外でしかしませんので、雨が降ろうと矢が降ろうと散歩は欠かせません。特に柴犬は「クリーンドッグ」と言われるだけあって自分の住家は汚したくないようです。天敵に見つからないようにとか色々言われていますが、我が家のワンコも流石柴犬!室内ではしません。 預かり犬の方も一度も室内での粗相はなく「クリーンドッグ」の本領発揮と言いたいですが、柴はこの時期「換毛期」、抜け毛は半端では有りません。家中毛だらけ!どこが「クリーンドッグ」や!

 加えて、新参者の方はウンチの態勢に入って「やるな」と思っても途中で態勢を変え歩き出すという「トラップ」を掛けて来る小憎たらしい奴です。二回散歩に行って一回ウンチをしてくれたらオンの字といったペースです。

 この預かり犬は現在「フィラリア」の治療中ですので、そのせいでウンチが不規則になったり、出そうで出ないといった事もあるのかな?とも思います。(違ったら締めてやる!)

 ひとつ言える事は、きちっと世話をされていたら絶対にワンコは「フィラリア」には罹りません。愛情のかけらも無く飼われていた証です。そんなワンコが、今でも人に甘えてくるのを見ていると胸が詰まる思いになります。

 夕方の散歩は、途中で暗くなりライトを付けて走る車を横目で見つつ「早くウンチしろ」念じながら歩いていました。ふと、上を見ると満開の夜桜が街灯に照らされて浮び上がってます。小雨の中、道は桜の花の絨毯のようです。日中にみる桜とは一味違う少し幻想的な光景でした。

 有名な神戸ルミナリエの電飾は、当然此処とは比べ物にならないくらい華やかだと思いますが、近所の小さな公園の飾りけのない桜でも「夜桜」気分を十分味わえます。(ルミナリエ行った事はありません。念のため)これも我が家の凡々(凡犬二匹)のお陰です。

 嬉しい事に今日は二匹揃って「ウンチ」OK!ワンコのウンチで一喜一憂している単純なオッサンです。

花吹雪

 桜の花もそろそろ満開、「今度の土曜日にはおにぎりでも持って近くの公園へ」と言っていた矢先、夕方から小雨が降ってきました。もう雨は止んだかな?桜は散っていないかな?ちょっと心配です。でも、今朝は穏やかな天気でワンコとのんびり散歩が出来ました。

 所々にある桜の木は満開の花を咲かせています。風に吹かれて散っている桜吹雪(ちょっと大袈裟ですが)の中をワンコと並んで歩いていると、「ひょっとして最高の贅沢!」なんて思ってしまいす。一匹は周りを見る事も無くトボトボ付いて来るだけ、後の一匹はセカセカと臭いを嗅いでいるだけの我が家の凡犬と預かり犬も日本犬らしく少しはこの風情を味わって欲しいものです。

 四季の変化を肌で感じられるわが国では、「春は桜」「夏は朝顔」「秋は紅葉」「冬の雪景色」というように誰もが心の中に思い出の四季の風情を持っています。砂漠や極北の四季の無い国に住んで居られる方から見ると、「値千金!」といった所かも知れません。

 昔は「冬支度」と言った言葉も有るように、今以上に四季の変化が人々の生活の中に溶け込んでいたような気がします。

 以前、テレビで雪景色の中、猿が赤い顔をして温泉に入っている光景が紹介されていました。私なんかは「俺よりのんびり暮しやがって風呂(温泉)から出て風邪でもひけ!」と思ってしまいますが、最近は外国人観光客が増えているそうです。外国人リピーターは、日本の自然を実際に楽しんだり、日本文化の原点ともいえる職人さんの手仕事を見たり体験したりといったツアーが増えていると聞きます。

 私が気付いていないだけで、世界が羨む日本がまだまだ有りそうです。身近にも世界に誇る美しい日本の自然が隠れているような気がします。

 「夏になれば暑い!冬は寒い!」と文句を言っているオッサンの独り言、説得力「ナッシング」ですね。

ああ~気になる!

 昔の事を考えていると思い出しそうで思い出せない、気になっているのか何時も頭の片隅に残っている。と言った事が有ります。

 前から気になっていたのですが、桜木健一主演の確か「林で書いた詩」というタイトルだったと記憶していました。何気なく観ていましたが番組が終わった後、気になって調べましたが分からないまま30~40年経っていました。

 マドンナ?に片思いの桜木が我が思いを伝えようと一大決心をしたのですが、マドンナを前にして海辺の林から出られなかったというシーンが今でも頭に残っています。「やっぱりこの事だけは言わずに行こう・・・」というナレーションがとても印象的でした。

 若い時の自分の心境と重なるものが有ったのか、何時までも頭に残っていました。(今は鈍感なおやじです。)

 最近、また「ふっ」思い出して、ネットで調べてみましたら出て来ました!放送は1974年11月24日JNN系での放送でした。タイトルも「林で書いた詩」大当たりです。このドラマは、伊藤整の詩「林で書いた詩」が題材となっているとのですが、冴えない青年の心理描写が上手く表現されていた様な気がします。一見落着!「スッ」としました。

 未解決の「ああ~気になる」も有ります。これも昔、洋画だったように記憶していますが、三人の男が一本のマッチで煙草を吸う場面がありました。火を付けて一人、二人、そこで一旦火を消しマッチを付け直して三人目の煙草に火を付けるといったシーンが有りました。余り長い間火を付けていると標的にされ易いといった事だったように記憶しています。

 今は、あまり使われていないマッチですが、そんなルール(ジンクス)が有ったのか調べてみましたが結局解りませんでした。

 「ああ~気になる!」

モンローウォーク

 我が家の凡犬と預かり犬、ようやく並んで歩けるように成りました。柴犬が私の横で二匹並んで歩いていると、ちょっと賢そうに見えますが実際はさにあらず、保護犬のリードは何時もテンションがかかっています。

 並んで歩くワンコ達を上から眺めると何か歩き方が違います。そう、保護犬の方が「色っぽい」んです。お尻を振り振り歩く姿は、まるでモンローのようです。「私の方が色っぽいでしょ!」とワンコが言っているようです。

 しかし、これは散歩に連れていって貰えなかったワンコによくある事です。筋肉が付いていないので、どうしても足の力だけでは歩けず体(お尻)でフォローするようになってしまいます。全て人間の責任という事です!

 毎日散歩をしていれば、きっと上手く歩けるようになります。(色っぽさは減少しますが)

  今、お昼を少し過ぎたところですが「フィールド・オブ・ドリーム」が放送されています。(リタイヤしたオッサンに許された特権です。)派手さは無いですが「しみじみ」とした思いにさせてくれる良い映画です。純粋な心にしか聞きと取れない「声」が有るのかな?保護犬は色んな境遇の子が居ますが、私に出来る事はしっかりとワンコに向き合う事かなと「しみじみ」思いました。只の愛玩犬では無くワンコの人生(犬生?)を左右する事ですから!我が家の凡犬は別として!

「なに気取ってんの!モンローウォークに見とれてたくせに!」と家内の声、よこしまなオッサンでした。

きんつば

 「きんつば」といえば「「出入橋きんつば屋」が有名ですが、私は堺筋本町近くの「あずき庵」の「きんつば」が気に入っています。家内も「ベスト オブ きんつば」とゴキゲン!お土産にしても当たり外れは無く100%喜んで頂けます。

 この「きんつば」!甘さ控え目で小豆の食感も味もしっかり!甘さに小豆の味が負けていません。オヤジやるな!と思ったら「出入橋きんつば屋」の息子さんでした。しかし、私は此処のきんつばの方が甘みを少し押さえているような気がして美味しく感じます。

 本町の方に出かけた時は必ず買って帰るきんつばですが、翌日位までならそのままでOK!家内曰く「冷凍すれば一週間くらい大丈夫!ただし完全密封の方がベター」との事です。お店に行って発送をお願いした事もありましたので、お取り寄せも出来るかな?

 あんこのお菓子は伝統的な和菓子の代表とも言えますが、最近は甘過ぎたり素材(小豆)の味が余り無いお菓子が多いように感じます。一個100円でしっかり作られた、お薦めの「きんつば」です。

 家内は「ベスト オブ シュークリーム」「ベスト オブ 焼き芋」・・・・と秘密兵器を持っているようですが、その話は後日という事で!

イヌのさんぽ

 今朝は、家内がわが家の凡犬、私が預かり犬を連れて散歩に出かけました。(のんびりとした日曜の朝です。)

 近くに公園が有りますので春の息吹に包まれながらの散歩といったところです。白いコブシの花がそろそろ散ろうかなという時、次は私と桜の花が咲き初めています。日の光もそよぐ風も「もう春です」と言っています。小さな公園では、昨日から場所を確保されていた「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」のグループがちょっと早いお弁当タイム、家族連れの方は別の公園の草地に小さなテントを張り、お父さんは足だけ見せてうたた寝、子供達がその周りを走り回って楽しそうでした。

 家内は何時も「ワンコのお陰で季節の変化が良く分かるわ」と言っています。(わが家のワンコはオシッコやウンチは必ず外でする派です。)

 小さい頃には野山を走り回っていた私にとっても近くに緑が多いという事は有り難い事です。大阪市内に住んでおられたご近所さんも、「通勤は遠くなりましたが、緑が多いから此方に移ってきました。」と言っておられました。

 何は無くても、緑に囲まれた住環境、最高の贅沢かも知れません!