のどかな朝と「宇宙戦争」
今朝は暖かい朝でした。
家内が遅出の時は、私が先に起きてコーヒー豆を挽きメーカーにセット、パンを切って布団にもぐり込みます。
後は、家内がコーヒーメーカーのスイッチを入れ、パンを焼いている間にソーセージと目玉焼き、「出来たよ」という声を聞いて再び起き上がるというのが朝のパターンです。(家内が早出の時には、知らぬ間に出て行っていますが)
暖かさに誘われ、バルコニーでノンビリしました。
岩湧山から金剛・葛城山、二上山から生駒山が暖かい日差しに浮かんでいます。
春と秋の贅沢な一時です。
話題は、昨日テレビでやっていた「宇宙戦争」、スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の映画ですが、意外と話が盛り上がりました。
家内は「最後まで見てしまったけど、終わったら時間を返せという気持ちになった」と酷評、私もウィル・スミスが主演の「インデペンデンス・ディの方が良かった」と意見が合いました。
スピルバーグとトム・クルーズのコンビ、誰でも期待してしまいます。
ただ、私の感想はB級!
観終わった後も「なんだ・・・」といった、拍子抜けした感じでした。
ただ、少女役のダコタ・ファニングの演技は素晴らしさを飛び越え驚きでした。
この映画に出演した時は12歳ですが、彼女が前年にデンゼル・ワシントンと共演した「マイ・ボディガード」では、同作のために水泳、ピアノ、スペイン語をわずか3ヶ月でマスターしたとようです。
名優ワシントンに「僕が会った役者の中で本当に優れているのは、ジーン・ハックマンとダコタ・ファニングだけ」と言わしめていますが、共演した名優のカート・ラッセルや監督のスピルバーグも絶賛しています。
名声に溺れ無ければ将来は、世界を代表する素質を持っているようです。
「宇宙戦争」は、H・G・ウェルズの同名小説を映画化したものですが、1953年版もあります。
1953年版の製作費は200万㌦、2005年版が1億3千万㌦に比べると圧倒的に少ないですが、映画としては53年版の評価が高いようです。
しかし、05年版は興業収入が2億3千万㌦ですので結果オーライのようです。