堺市の変人

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「マイ・ハート・ウィル・ゴ―・オン」

20世紀の珠玉のラヴソング、「マイ・ハート・ウィル・ゴ―・オン」はセリ―ヌ・ディオンが映画「タイタニック」で歌っている名曲です。

 

映画が終わり、暗転した画面に流れるエンドクレジット、この時初めてこの曲がながれ感動的なセリーヌの歌声が流れます。

映画の中でも何回かこの曲のテーマが流れますので、頭に残っている観客は否応無しに映画の感動に引き戻されるといった誠に憎い演出です。

 

当初、監督のジェームズ・キャメロンは史実に忠実な映画を目指し、エンディングに歌詞を入れる事に難色を示したようですし、セリーヌ自身も映画には感動したものの初めてこの曲を聴いた時には今日まで経験した事が無い曲調からレコーディングに難色を示したようです。

 

作曲のジェームズ・ホ―ナ―は、最初からこの歌(曲)を歌うのはセリーヌと決めていたようですが、遠い過去の忘れられない記憶を甦らせる事をイメージしたこの曲にはセリーヌの歌声と当初から決めていたようです。

結果はご存知の通り「20世紀を代表する珠玉のラヴソング」と呼ばれる名曲となりました。

 

「愛と青春の旅立ち」同様、映画が主題歌に命を吹き込んだ曲のようです。

それにしてもセリーヌの歌声は圧巻です。

声量・音域・パワー・・・どれをとっても申し分のない彼女の声を聴いていると「彼女以外にこの歌を歌い切る歌手」が浮かんで来ません!

 

彼女は、ディズニ―の「美女と野獣」でもエンドソング「時は永遠に」を歌っていますが、正直言ってセリーヌの美しいラヴソングは、余り好きでは有りません。

少しパンチの効いた「ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ」やNe-Yoとのデュエット「インクレディブル」の方が好みですが、主題歌「マイ・ハート・ウィズ・ゴ―・オン」と映画「タイタニック」は、映画と曲(歌)が最高にマッチングした名作・名曲です。

 

非現実的ですが、「あなたを愛した時が・・・真実の愛の時だった」「命ある限り 私たちは共に生きつづけてゆくの」とじっくりと歌い上げるセリーヌの歌声に脱帽といったところです。