「タヌキ犬」？

旅行に行った時、到着が夜になったので部屋に入る前にオシッコをさせようとドッグランで犬を放していました。

犬たちはクンクンと匂いを嗅ぎながら小さなランを歩き回っています。

私たちはランの中にあるベンチに座って犬がウンチをしてくれるのを待っていました。

すると、宿の三階の部屋から一人の男性がベランダに現れかと思ったら大きな声で「〇〇君！（子供さんの名前かな？）早くおいで！！」と部屋の中に向かって叫ばれました。

私達はそんなにジロジロ見るわけにもいかず、でも大きな声なので様子を窺っていましたら、呼ばれた子供さんがベランダに出てくる前に、その男性が「・・・・あ・・・犬か・・・・」と一言！

「えっ？」と思って男性の視線の先を見てみると、そこに居たのは・・・・？

そう・・・我が家の凡犬です！

男性が部屋に入ってしまわれてから家内が「あれ、絶対家の犬をたぬきと間違えてはったんやと思う・・・」と肩を落として一言、

確かに凡犬は柴犬にしては丸顔で鼻も短い、そして尻尾も柴犬らしくクルンと巻いた巻尾では無い、ランに居ても走ってはしゃぐ訳でもなく、暗闇の中でもそもそ歩いて茂みの中から出てきたのを宿泊している人が見たら「たぬき」と間違えても仕方がないかな・・・とは思ってしまいます。

実は凡犬、以前には「きつね」と間違えられた事がありました。夏毛の時のスリム体系の柴犬が「キツネに間違えられた」という話はたまに飼い主さんからお聞きすることはありますが、今回は「タヌキ」です。

ワンコがタヌキに間違えられたというのはあまりお聞きしたことがない！

やはり本気でダイエットさせねば・・・と家内は落ち込んでいました。

それを横目に「ざまぁみろ」と笑いを堪えていたオッサンでした。