堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「凧揚げ」

昨日の朝、犬の散歩をしていると公園の芝生広場で凧揚げをする親子連れが居られました。
子供さんは三歳位、お父さんと一緒に凧(といってもゲイラカイトですが)を揚げに来たようです。


「やっぱりお正月やなぁ」と思って微笑ましく見ていたのですが、風も弱いせいか、なかなか凧が揚がらないようです。
お父さんが何度も凧を挙げようと苦戦されていました。
「なんでだ?」と思ってじっくり見たところ、走る事も無く糸も全く伸びていません。

お子さんは、凧が揚がらないので飽きてしまって地面をほじくって遊んでいました。


そして今日も散歩の時、同じ場所で昨日とは違う親子連れがやはり凧を揚げようとしておられました。
こちらは小学生くらいの子供さんが3人、それぞれに凧を持ってやる気満々です。


しかし、凧を持って走って揚げようとしているのですが、なかなか凧は揚がりません。
昨日の親子同様に凧糸が伸びていませんので走るのを止めたら凧は地面にという繰り返しです。


私も子供の頃は、凧揚げが正月の定番の遊びでしたので奴凧を買ってきてはよく揚げたものです。

新聞紙で足を造り凧の足に張り付け姿勢が安定するようにしたものです。(少しでも風が強いとよくちぎれました)

今では、ゲイラカイトは見かけますが、奴凧はとんと見かけません。(売っているのかな?)


昨日、今日見かけた凧揚げの親子連れは、あまり凧揚げをした事がないからコツがわからないのかな?
テレビゲームが当たりまえの昨今、日本古来のお正月の遊びである「凧揚げ」を子供に体験させようとされる姿勢はとても大切なことだと思います。
別に凧が揚げられなくても、駒が回せなくても困ることは全く無いですが、せっかくやるなら凧なら高く揚がって欲しいものです。


地域のお年寄りなどが凧揚げやコマ回しのコツなどを教えてくれる講習会などがあったら、より楽しいお正月になるのではと思ってしまいました。

自治会などが主催しお年寄りが講師、年齢を超えた地域の方々の交流もできますし、第一楽しそうです。

 

私もその時のために、来年あたりは練習を兼ねて凧揚げをやってみようと思います。

勿論、ゲイラカイトでなく奴凧で!