イチジク狩り
実家に行ってきました。
お袋も施設に入所しましたので、最近は月に一度位しか実家には行っていないのですが、夏のこの時期は毎週実家通いです。
夏場はイチジクの収穫時期!
先週に様子を見に行った時には未だ色付いておらず15個位の収穫しか無かったので「とりあえず今週も行くだけ行ってみるか~」と言って見に行きました。
行ってみると大変!イチジクの木に赤い実が沢山・・・
まさかそんなに沢山色付いているとは思っていなかったものですから、私も家内も果物収穫時の服装(長袖等)をしておらず、イチジクの収穫に挑むには大変危険だったのですが、次は一週間後、今色付いている実は全てダメになってしまいます。
仕方なく半袖で無花果の収穫をする事となりました。
今年は木の手入れが行き届いていなかったので少し小振り、でも200個近く採れました。
味覚狩りと言うと「いちご狩り」「梨狩り」「みかん狩り」などがありますが、あれは観光用で、採り易い所になっている実を採ります。採り易い所の実だけ採っても大丈夫ですが、
赤く成っている実を全て採ろうと思ったら、木の高い所から下は木の根元付近のものまで採りきらなければなりません。
イチジクの大きな葉をかき分けかき分けの作業となります。
半袖でそれに挑むのは「蚊」と「毛虫の毛」との闘い、葉の上を毛虫が這うとそこに毛が残ります。眼に見えない小さな毛なのですが肌に触れるとそれが刺さって後で小さな赤い斑点がいっぱいできます。
家内は以前、毛虫の毛の事など知らない頃に「寝ている間にダニに咬まれて赤い斑点ができた」と思い布団を捨てようとしたことがありました。(毛虫の毛の話を田舎育ちの職場の同僚に教えてもらって納得したようです)
これだけ苦労して採った無花果ですが、私も家内も生のイチジクはあまり好みませんので、食べごろの物は知り合いの方たちにお裾分けし、青い物はコンポート、これは旨いです。
スーパーで売っている野菜や果物は、農家さんの尊い労働(汗)の末に私達の口に入っているのだと、イチジク狩りをする度に改めて想うオッサンでした。