堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

預り犬「チビ助」の成長

先日、高校時代の友人と一泊で山登り&温泉に行ってきました。

泊まりですので、その夜の犬の散歩は家内の仕事になります。

家内一人では、9キロ近い犬を二匹抱っこしてエレベーターに乗ることはできませんので、一匹ずつ二回に分けての散歩、最初に手間のかからない凡犬、後からチビ助と行くというのが一番疲れないと言っていました。

 

チビ助はあっちこっちうろうろしながら歩きますし、引っ張りも強いので家内はかなり警戒していたようです。

想定通り凡犬は、手早く排拙を済ませると最短で家に帰れるルートを選んでさっさと帰宅したそうです。(いつもは最短ルートで帰りたがっても犬の好きにはさせないのですが、二回散歩させるのはしんどいので凡犬に甘えたようです)

 

凡犬の散歩が終わると、次は問題のチビ助です。

家内は覚悟を決めて散歩に臨んでいたようですが、歩きはじめて「あれっ?」、以外と引っ張らない・・・

 

二ヶ月前に家内が一人でチビ助の散歩をした時は、引っ張りが激しく、土手の上を歩けば「私は土手を降りたいのっ!」とばかりに土手を下に向けて走って降りて行こうと引っ張ります。脚を痛めていた家内は、踏ん張りが効かず「土手の下に転げ落ちるかと思った」と怖がっていました。

おまけに、あっちにちょろちょろ、こっちにちょろちょろと動くので振り回されていたようです。

 

しかし、今回はちょっと違っていたようで、排拙をするまではちょっと引っ張るのですが、それも大した引っ張りではなく、家内がリードを少し強めに引っ張り制御すれば、引っ張りを止めるようになっていたようです。

 

他の犬が来て「遊ぼう!遊ぼう!」と興奮した時は、「お座り!」と座らせると少し落ち着くようにもなっていたと家内は上機嫌でした。

 

「階段を下りる時も最初は引っ張っていたがリードで合図すると、私のほうを時々見ながら歩調を合わせて降りることが出来るようになっていた」

「土手での引っ張り降りも無くなっていた」

と、目から鱗の成長ぶりだったようです。

 

「犬の躾の基本は、人の横について歩くことから」と私は思っています。

お手やおかわりが出来なくても、とにかく人の歩調に合わせて静かに歩ける事、人や他の犬に無駄吠えしない、これだけは新しい里親さんが見付かるまでには思っています。

 

犬に人が引っ張られるのでは無く、犬が人に従って歩く訓練が大切ですが、難しくは有りません。

排泄の時は別ですが、その時以外はリードを短く持って、あくまでも飼い主のペースで歩く練習を徹底すれば、大抵の犬は1ヶ月位で様になって来ます。

飼い主にアイコンタクトをとるようになれば、こっちのものです!

 

大切なのは、諦めない事!

犬はバカではありません。飼い主が諦めなければ必ず人が望む事に応えようとします。

年齢も関係無いような気がします。我が家に来る保護犬は、成犬が多いですが大抵の犬はゆっくり歩けるようになりました。

 

飼い主が胸を張って歩いている。横をワンコが飼い主と同じペースで歩いている。

最高に格好良いと思いませんか!