まるで「ヤクザ」?
今も猫が犬を追っかけています。
預り犬は、2ヶ月位で我が家に来ました。その時は、片手に乗るほどの大きさでしたが、今では8ヶ月を越え、体重も7~8キロはありそうです。
体格も先住犬を越えた成犬になってしまいました。(犬を二匹抱っこしてのエレベーターは結構しんどいです)
猫の2倍位の体重のチビ助ですが、猫に睨まれると伏せをして、ひたすら凡猫が諦めるまで固まってしまっています。(情けない!)
チビ助が弱いのをいいことに、ワンコが玩具で一人静かに遊んでいる時でも、自分の虫の居所が悪い時などは、チビ助の横を通る時に「なんやねんお前!」と言わんばかりに睨みつけては猫パンチ!
チビ助は、猫に追っかけられる事もしばしばです
どうも凡猫は、チャカチャカしたチビ助が癇に障るようで、尻尾を膨らませてはチビ助を追いかけます。
チビ助がやっとバリケンに逃げ込んでも、身体半分バリケンの中に入れて威嚇しています。
チビ助は小さい頃から追いかけられていましたので「トラウマ」状態です。
大きくなった今では絶対に喧嘩をすればチビ助が勝つはずですが、こ奴、とにかく凡猫が怖いようです。
不思議と散歩の時に野良ネコに遭遇しても、怖がるどころか猫に飛び付いて行こうとしますが、家の中ではチビ助が猫の上になる事は絶対に無いような気がします。
この「ヤクザ」な猫も凡犬とは結構仲良くやっていますので、犬が嫌いでは無く「チビ助」が嫌いなようです。
この凡猫、私にも少し距離を置いています。
猫にとって私は、同じ屋根の下に居るから「仕方が無い」といった感覚のようです。
以前は、抱っこしていると「猫パンチ」をくらい、額から血が・・・
といった事もありましたが、ずっと一緒にいると、我慢しながらも抱っこが出来るようになりました。
でも、たまに気にくわないと「シャー」といって威嚇してきます。
こんな凡猫ですが家内にだけはベタベタ・・・
抱っこをせがむように甘えた声で「ニャーニ ャー」いって家内の後をついてまわっています。
犬を追っかけていると思いきや、家内にニャンニャン甘えている凡猫は不可思議な生き物です。
理解出来ない部分が「野性」なのかな・・・