堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

トリミングの値下げ?

家の凡犬は短毛の柴犬、でも年に3回位はトリミングに出しています。

凡犬を保護団体から引き取る時に、「犬は洗わなくても、ブラッシングをしていれば臭わない・・・」と言われたので、普段はブラッシングだけで済ましていますが、言われた通りあまり動物臭はしません。

 

全く臭わない訳ではありませんが、不快な臭いではなく、家内は何時も、「干し草の香り」と言って目を細めています。

そんな訳で、小まめにトリミングに出さなくてもと思っているようです。

 

しかし、お尻の辺りをスッキリカットすると、後ろ姿が非常に可愛い「柴尻」に!

やはり、プロの施術は毛が根本から立ち上がり、モフモフ度が格段にアップして帰ってくるので、家内にとっは年3回のトリミング必須なようです。

 

今は、個人のお宅で施術されている先生にお願いしていますが、犬の皮膚の状態によって使うシャンプーを変えておられるようですし、歯などの犬の健康状態などにも気を使い、気になる点は助言して下さいます。

 

去年の夏にトリミングしてもらった時には、「暑いからお腹の毛を剃ってください」とお願いしたようですが、「お腹の辺りの皮膚がとても荒れていますから剃りませんでした、今までこんなことなかったのに何かされました?」とチェックを入れられたようです。

 

肌荒れの原因は私でした。私はブラッシングの時にファーミネーターでアンダーコートを梳いていますが、その刃先が皮膚に当たっていたようです。的確なアドバイスでした。

こういう先生ですから人気が高く、口コミだけでお客さんが増え、なかなか予約が取れないようです。

 

その先生に先日トリミングをお願いしました。

家までの送迎付きで帰ってきた時に料金を支払います。

その日は家内が留守でしたので、私が犬を受け取り料金3000円を支払いしました。

帰ってきた家内に報告すると「えっ!?柴犬は4000円やでっ!」と慌てて先生に電話!

 

しかし、返ってきた返事が「柴ちゃんのお客さんが最近増えてきたので3000円に下げました。間違ってないです。」との返事だったようです。

 

「え?お客が増えたら仕事量も増えるから、料金を下げる必要は無いのでは?」と思ったのは家内も同じで「ホンマにあの先生は欲がなさすぎるわ」と呆れていました。

 

物を作って売っているのなら、数を作れば単価が安くなるのは分かりますが、トリミングは手間賃です。

忙しくなったから料金を安くするというのはビックリです。

 

柴犬は、トリミングの際に暴れて噛んだりするなが多いようで、以前、別のショップに出した時は「暴れるようでしたら施術せずに料金も犬もお返しします」と書かれた紙にサインさせられた上に料金も6000円でしたが、今のトリミングサロンの先生は暴れる柴犬でも決して断らず、咬まれながらも施術しておられるようです。

 

4000円でも十分安いと思いますが、時代の流れと逆の発想に、ただ脱帽です。