綺麗な「トイレ」
コーヒーショップで、店員さんと話をしていました。
たまたま、「トイレ」の話中で「最近のトイレは、水洗で綺麗になった」言っておられましたが、正にその通り!
最近のドライブインなんかは、私の部屋よりも立派で綺麗です。
今やどの家庭でも、トイレは水洗ですので、昔の「トイレは汚い」というイメージは、無くなっています。
田舎は別として、下水道が整備された地域では、綺麗な水洗トイレが常識のようです。
私の小さな頃は、トイレは汲み取り式で樽を担いでし尿を畑に・・・といった事を良く目にしました。
昔のトイレは、お世辞にも綺麗とは言えなかったですが、今では下水道が無い地域でも浄水槽が設置され、昔と比べると格段に綺麗になっています。
「より便利に」「より綺麗に」という社会の進歩の象徴のようでもあります。
しかし、よくよく考えてみると、昔の方が自然のサイクルに合っていました。
本来なら次の生命の糧となるし尿を、今では大枚はたいて処理をしているというのは、自然の摂理に合っているのかな?
私達の生活は、環境に負荷を掛けずには成り立たないようです。
人間が多くなり過ぎ、自給自足といった事が出来なくなってから、特に自然破壊が進んだようです。
「農耕文化」や「産業革命」は、人類の大きな進歩と言われていますが、私達は、何時の頃からか知らぬ間に「パンドラの箱」を開けてしまったような気がします。