堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「チビ助!お前もか」

預り犬のチビ助が来て、早や5ヶ月が過ぎました。

2ヶ月の時に保護された野良の仔犬でしたので、家に居る時も散歩で歩いている時も警戒心が抜けないようでした。

 

特に散歩の時には、何時も道の端を身を屈めて歩いています。(最近は少しましになりました。)

部屋でも、私が立ち上がるとバリケンに逃げ込むのが常でした。

 

今では、体も既に先住犬より大きくなってしまいました。

預った当初は、「可愛い仔犬だから1ヶ月以内には里親さんが見付かるわ」と家内も全く心配していなかったようですが、今では春までには里親さん見付かるかな?と少し弱気になっています。

 

そんなチビ助もようやく自分から人の近くに寄ってくるようになりました。

今も家内の横に「ぺタッ」とくっ付いて寝ています。

「この仔、めちゃめちゃ可愛いわ!」と家内が目を細めています。

 

散歩の時にも姿勢を低くして道の端を恐がりながら歩いていたチビ助ですが、最近はしっかり首を上げ前を向いて歩く事も出来るようになりました。(何時もではありません。)野良から一歩前進、少し飼い犬らしくなってきたようです。

 

先日、針のドッグランにチビ助を連れて行きましたが、私はもっぱらリードを短く持ってワンコを横に付けて歩く練習をしましたが、どうにかこうにか大人しく横に付いて歩いていました。

飼主の横に付いて落ち着いて歩くという、基本中の基本に一歩近づきました。

 

昨日は、所用で夕方から出掛け、夜の10時過ぎ帰ってきました。

家内は、早速バリケンの扉を開けチビ助を出してやったのですが、チビ助は家内を見向きもしないで、一目散に私の下へ飛んで来ます。

 

「なんやこの仔?」と家内は自分の所に真っ先に来ない事が少し不満だったようです。

「今までの仔も同じや!」「誰が主人かやっと分かったんやろ」とちょっと自慢げな私でしたが、何時もの如く「お前もか!」と怒っている家内には「甘やかし過ぎ」という反省がないようです。