少々頭がよろしくない「犬と猫」
毎日寒い日が続きます。
暖房を入れているとリビングへの出入りの際に「ドアを閉めて!暖気が逃げる!」と、家内に厳しく注意されますが、ドアをキチンと締めていると、たまに困る奴が二匹居ます。我が家の凡犬と凡猫です。
家の犬と猫はそろって頭があまりよろしくないようです。自分でドアを開けることが出来ません?
知合いの家の犬などは「ノブに両前脚をかけてドアを開け、どの部屋でも出入りする」と、それはそれで困っておられました。猫の方も小さい体で「ドアノブに飛び付いて開けるようですが、我が家の犬猫がドアを開けているところを今まで一度も見たことがありません。
凡犬は引き戸が少しだけ開いた状態でも一切開けようとしません。じっと座っています。「家政婦は見た!」状態で引き戸の隙間から「じっ」とこちらを見ては入れて欲しそうにしているだけです。
凡猫はかろうじて引き戸は開けることはできますが、ドアとなるとこれが全く開けられません。
ドアが5センチだけ開いている状態(猫が入る隙間はないけど前脚をかけて引っ張れば開く状態)であっても決して開けようとはせず、ドアの前で「にゃーにゃー」鳴いては開けてとアピールを繰り返します。
そんな奴だからしっかり閉まっているドアを開けて欲しい時などはドアを引っかきながら「にゃーにゃー(開けて、開けて)」喧しい限りです。家内が入っているトイレの前でもよくやっています。
一緒に生活している犬が学習していませんので、猫も学ぶことができないのかなぁ?
一匹飼われている犬猫でもドアを開けるようですので、我が家の凡犬と凡猫は「どうやったらドアが開くのか?」と考えた事は全く無いようです。
そこまで切羽詰まって開けて欲しいという思っていないのか知れません。
どちらにしても、犬猫がそうやって「開けて欲しい」とアピールしていると家内は慌てて開けに行っています。
自分で開けなくても、ドアは開くものと学習しているようです。
「悪い犬は居ません」「悪い飼い主が居るだけです」、トレーナーさんの言葉が思い出されます。