堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

食洗器対応の「箸」

今日は、新年になって初めてお袋に会いに行きました。

徘徊が出てきましたので、私一人では介護もままならず施設のお世話になって2年目を迎えます。(家内は仕事がありますので介護に時間が割けません)

 

新年を迎えても、母の顔を見るまでは新しい年がスタートしたという気分にはなれませんので、母に「おめでとう」と言ってきました。

残念ながら私の顔も分からない状態ですが、顔を見るだけでも嬉しいものです。(完全な自己満足です)

 

帰りに実家に寄り用事を済ませて、いざ「難波」へ

仕事帰りの家内と難波で待ち合わせ「一汁六菜カフェ」(難波に新しく出来た店です)で食事をし、以前から行きたかった箸の専門店「箸長」に行ってきました。

 

実は、今使っている「箸」が大分くたびれてきていますので以前から新しい箸をと思っていたので思い切って寄ってみました。

あまり煌びやかで無く、長く使っても剥げないというリクエストを店員さんに伝えたところ、「それなら黒檀や紫壇といった堅い木が良いですよ」「スネークウッドなんかも」とアドバイスを頂きました。

 

家内と二人で「それじゃ黒檀か紫壇にしよう」と気に入ったものを選んでいたのですが、その時、店員さんから「食洗器は使われますか?」と尋ねられました。

「はい、食洗器で洗っています」

「食洗器を使われるなら専用の箸の方がお薦めです」

 

なんと、「箸」は手洗いが原則との事です。知りませんでした。

西欧人がフォークとナイフを使い始めたのが15世紀になってからですが、中国から伝来した「箸」は5~6世紀から日本に定着していったようです。(ある学者は、縄文時代の遺跡から発見された棒状の漆器を日本最古の「箸」としています)

 

日本では、1,500年の長きに渡り「箸文化」が続いていますが、今になって初めて「箸は食洗器NG!」という事を知りました。お恥ずかしい限りです。

 

「家庭用食洗器対応」と表示のある「箸」2膳を購入しましたが、何時かは黒檀や紫壇、スネークウッドの「箸」を使ってみたいものです。