堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

内弁慶

昨日、家内が年に一度の猫の予防接種に動物病院に行きました。

車で長時間の移動時は、しっかりした素材のキャリーに入れて移動しますが、ちょっと動物病院へといった近場はペット用のスリング(だっこ用袋)に入れて猫を運んでいます。スリングは軽く肩に斜め掛けにできるので楽なようです。

 

家内が持っているのスリングは、猫を入れた後、網になっている袋の口をキューっと絞って閉めることが出来るのでニャンコが中で暴れても安心です。

でも、そのスリングに入れるまでが一苦労、入ったら病院へ行く事がわかっているのか、入りたくないと大暴れです。

 

昨日もなんとかスリングに押し込んで連れて行ったようです。

診察室に入り診察台に乗せられると猫は不安そうに家内を見つめます。

まず、お尻の穴に体温計、しかし、以外にも凡猫は決して暴れたりしません。

でも気持ち悪いのか小さく抗議するように「にゃーん」、それから注射、この時も大人しくしているのですが、やっぱり一声「にゃーん」と鳴きます。

 

お医者さんには「この子は我慢強い良い子や」と褒められているようです。

患者(猫)の中には待合室まで聞こえてくる物凄い声で鳴きわめき暴れる猫も居るようですので凡猫は大人しい部類に入るのでしょう。 

そして予防接種が終わりスリングを出すと、必死で袋の中に潜り込みます。

来る時にあれだけ嫌がっていたのが嘘のようです。げんきんな奴です。

 

家に帰ってスリングから出してもらうと、何事も無かったようにゆったりとリビングに歩いて行き「ホッ」と一息ついています。

その後は何時もの如く部屋を走り回ってみたり、凡犬に遊びを仕掛けたり、預かりのチビを脅したりと悪行三昧!

 獣医さんにこの悪態振りを見せてあげたいくらいです。

 

この獣医さん、我が家の凡犬の事も大人しくて良い子だと褒めて頂いていますが、多分、緊張して身体が固まっているだけのようです。固まっているどころか緊張し過ぎてブルブル震え体重も計れない事もあるようです。(家では我儘ですが・・・)

 

しかし、猫は絵に描いたような内弁慶!

せっかく動物病院に行ったんだから内弁慶が治る注射でも打ってもらいたいものです。