堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「異常気象」

異常気象と言えば今年の夏は、豪雨、度重なる台風、猛暑など大変でした。

しかし、この冬も今度はエルニーニョ現象の影響で暖冬との事、このエルニーニョは2016年の春以来2年振りの発生らしいです。

 

そのせいか今日の大阪は気持ち悪いほどの暖かさ、最高気温は25℃という予報です。

12月だというのに外を歩く時にコートは不要という暖かさは異常です。これも「異常気象」なのでしょうか?

 

そして、週末には一転して真冬並みの寒さになり平地でも雪がといった予報です。

私みたいな高齢者には身体が悲鳴をあげそうな上がったり下がったりのジェットコースター天候です。

 

そんな中、気になる記事を見付けました。「マグニチュード8以上の地震の8割がエルニーニョ現象中に発生している」というものです。

その記事によると、16世紀以降に日本で起きた18回のマグニチュード8以上の地震のうち9回がエルニーニョ発生中に起きているらしいです。(確率50%です!)

また、エルニーニョ終息直後とその翌年まで含めるとその数は15回にも及ぶらしいです。(なんと確率83%です)

 

まぁ、1604年の慶長地震等も含めているので、その時にエルニーニョが発生していたかは定かではないとは思いますが・・・

記事は「だから、もうすぐ南海トラフ地震が来るかもよ?」と言っているようです。

 

この手の記事を鵜呑みにするのもどうかと思いますが、全く有り得ない事だとも言い切れません。

アメリカの地球物理学者の一人は「そもそもエルニーニョ発生時の海水温上昇は地殻活動に影響された結果であり、必然的に地震発生と関連してくるのではないか」と言っています。

 

学者の話も100%ではありませんが、少し怖くなってきます。

今日の気持ち悪い暖かさも地震と関係があるのかな?と不安になってしまいます。

 

なんにせよ、大地震はいつ何時襲ってくるかもしれませんので、日ごろからライフラインが寸断された時の事を考えて水や食料のストックが必要な気がします。

特に田舎と違い、都市部はスーパーやコンビニに頼っていますので大きな地震に見舞われると即、食料・水の供給が止まってしまいます。ゴミの収集もストップしますので、ゴミに囲まれながら飢餓と闘うといった事にもなりかねません!

 

マンションの高層階なんかは、エレベーターが止まれば足の悪いお年寄りなんかは孤立してしまいます。

今度のマンションの総会で災害時の対応も検討して頂くよう提案してみます。

建物の耐震対策というハ―ド面と共に、消防や警察が来るまでは、人と人との助け合いで災害時を乗り切っていくような、ソフト面での対策も必要な気がします。