堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「メーカーズマーク」

コーヒーショップで何気なく雑誌を読んでいると、バーボンウィスキーの「メーカーズマーク」の記事が出ていました。

4年位前に山梨県の白州蒸留所に行った時に「メーカズマーク」の375mlを買って封も空けずにそのまま棚に並べていましたので、興味をそそられました。

 

私にとってバーボンといえば西部劇で荒くれ男がショットグラスで「グイッ」という映画の一場面が焼き付いています。

若い頃は挌好よく「グイッ」と真似をしたものですが、さすがに度数が40%を越えるウィスキーはきつかったです。

 

特にトウモロコシを原料に使うバーボンは男の酒!といったイメージが強いウィスキーですが、そんな中にあって「メーカーズマーク」は優しい口当たりを追求したクラフトウィスキーのようです。

 

優しい甘みを出すために、一般のバーボンウィスキーに使われるライ麦を冬小麦に変え、樽の内側の火入れも焼きつくす前の焦げ目を追求するといった工夫がなされています。

バーボン通には物足りなさを感じる方も居られるかも知れませんが、職人のクラフトマンシップに支えられ上品で飲み易いバーボンに仕上がっているようです。

 

さっそく夕食後に赤い封蝋の「メーカーズマーク」と、同じくバーボンの「ブラントン」を飲み比べてみました。

どちらも美味しいウィスキーですが、シングルバレル(複数の樽をブレンドしない)の「ブラントン」は伝統的なバーボンの力強さを感じます。それに比べ「メーカーズマーク」は謳い文句通りバーボンにしては優しい甘さが口に広がりました。

 

雑誌の記事では、この「メーカーズマーク」はハイボールにライムなんかを添える飲み方もお薦めとありました。

味が優しい故に、ライム、オレンジピール(皮)、ロ―ズマリー、はたまたコーヒー豆なんを添えて作る「クラフトハイボール」も美味しそうです。

 

今回、改めて「チョビリ チョビリ」と口に運ぶウィスキーの美味しさを見直しました。

チューハイ一缶飲み切れない私ですが、この「チョビリ チョビリ」は合っているかも?

「無理して飲まんでもええで」と天の声が聞こえてきそうです。