堺市の変人

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「フライトジャケット」

最近、街で良く見かける「フライトジャケット」、ミニタリ―ジャケットの中でも空軍が使用したフライトジャケットは、「ライダースジャケット」同様、今ではファッションアイテムとして定着しています。

 

転倒時のライダーの身を守るため「ライダースジャケット」は革性が多く着る時期を選びますが、「フライトジャケット」は素材のバリエーションが多くスリーシーズン活躍してくれます。

 

風を通さない事から、防寒を目的としたフライトジャケットは革製が主流でしたが、第二次世界大戦以降、飛行服の需要が増大したため、確保が困難な革からナイロン、そして難燃性のアラミド繊維に主流が代わっていったようです。

 

軍用から若者のオシャレアイテムに定着した感のあるフライトジャケットですが、私は「丈夫で長持ち」というところに惹かれます。

そして何より「ファッションよりも機能性」という点がミニタリ―の最大のポイントのようです。(最近はファッション性が優先される傾向にあるようですが、酸素マスクの固定ベルトの付いたのも有ります。)

 

フライトジャケットには裏地が派手なオレンジ色の物も有りますが、これも機能性を追求したものです。

このオレンジはレスキューカラー!不時着時に見付けられ安いようになっているようです。

 

でも、サバイバルに挑戦するような事の無い私なんかには、少しオーバースペック気味です。それにしても馴れた着こなしのフライトジャケットを見ると、つい憧れてしまいます。

今まで、一番好きな色は軍用の定番「カーキ」でした。でも、最近「カーキ」は「フッ」と戦闘をイメージしてしまいますので、「紺」や「黒」、「ベージュ」の方がシーンを選ばない気もします。(カーキのジャケットは格好良いですが)

 

フライトジャケットと言えば「パッチ(ワッペン)」が定番で、様になる事この上ないアイテムです。

映画「トップガン」が流行った頃には、トム・クル―ズが着ていたパッチ着きジャケットがブームとなったようですが、さすがに高齢者の仲間に入った私は恥ずかしくて着れません。

 

第一、パッチは自分の所属部隊を表わしたり、パラシュート降下時に敵・味方を識別する物です。私は軍隊に入った経験も有りませんし、パラシュート降下する予定もありません。「年寄りの冷や水!」、パッチは遠慮しておきます。