堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「なんばスカイオ」

今日、大阪市内に出向いたついでに家内と待ち合わせをして10月17日にオープンした「なんばスカイオ」に寄ってみました。

 

家内の通勤は、南海難波駅で降りていますので、行こうと思えば仕事帰りに寄れます。「いつでも行けるから」と言いながら半月経過しても未だ行っていませんでした。

きっと、家内一人だけだったら一年経っても行っていないと思います。

 

大阪南部には初出店となる「イカリスーパー」や象印(魔法瓶の会社)の「象印食堂」(全国初)、鹿児島の黒酢専門店などが話題となっていましたので少しワクワクして出向きました。

しかし、ワンフロアの面積が大変小さい上に動線が悪いように感じました。(慣れていないのが原因かな?)

 

包丁や万年筆、お茶やお箸などの専門店が入っている4Fのフロアはスカイオと隣接している「スイスホテル」と直結していますので、ホテルの専門店街が隣に出て来た感じです。外国人宿泊客を意識しているのかな?

只、未だ余り知られていないのか?それとも外国人宿泊客が少ないのか?今日は外国人の姿は全く見かけませんでした。

 

早速、好きな万年筆の専門店に入ってみました。

たまたま持っていた何本かの万年筆を店員さんに見せて、ちょっぴり自慢しながら万年筆談義、私が持っていたのは30~40年前の物ですので今では買おうと思っても買えません!

 

お箸の専門店は小さいお店ですが、さすがに専門店、色んなお箸が揃っていて、高い物では一膳一万円を超えるものもありました。

今使っているお箸がすこし剥げてきていますので興味津々といったところです。

私は「柿」の木で作ったシンプルなお箸が気に入ったのですが一膳4000円、家内に即却下されました。ボーナスが出たらリベンジしてみます。

 

イカリスーパー」は南海なんば駅の北改札に直結しており、営業時間も夜10時までと遅くまで開いているので難波駅を利用する女性には大変喜ばれそうです。

このスーパーは、神戸の高級住宅街を拠点にしてますので、高い物ばかり置いているのかと思っていたのですが、家内が「これ安い」と野菜類を手にとっていまいた。

庶民にも手の届く値段設定にされているようです。

 

鎌倉シャツ」や「金子眼鏡店」などの専門性が高いようなお店が入っていますので、それが目的の人はまた行くかもしれませんが、どちらかというと一般的でないお店が多く入っているので日本の方向きのショッピングビルではないように感じがしました。

 

難波界隈には、新歌舞伎座跡地にはホテルが、精華小学校跡地(高島屋の真ん前です)にはエディオンの旗艦店が建つ予定になっています。

 

大阪の南の玄関口「なんば」はこれからも変わり続けていくのだと思いますが、商店街から一本それた狭い路地裏のおでん屋さんやショットバーなど、無くなってほしくないお店も沢山あります。

 

そういう泥臭い「なんば」もまた大阪の南の顔なのだと思います。

変にすました街にだけでは無く、路地裏の「なんば」も無くなって欲しく無い「南」の風情です。