堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

わが家の「ヒエラルキー」

預り犬のチビ助が我が家に来て後少しで2ヶ月になります。

普通、仔犬は直ぐに里親さんが見付かります。3日で見付かった仔もいました。

 

しかし、なぜか今のチビ助には声が掛かりません?

体型がスリムで犬というよりキツネ?はたまた小鹿?というスマートな仔犬で、柴犬や秋田犬のようにコロコロした玉のような仔犬を想像されている方には合わないのかもしれませんが、この仔犬、なかなか頭は良いようで2ヶ月目にして我が家での自分の順位を決めたようです。

 

家内がチビ助の頭を撫でようとすると手にじゃれついて甘噛みをします。未だ生え換わっていない仔犬の歯は細く鋭いので、家内はいつも「痛い!痛い!」と言いながらチビ助を叱っていますが全くいう事を聞きません!

それが気に入らない家内は、私に「試しに頭を撫でてみて」と言うので、撫でてみると大人しく撫でられているだけで、私には全く噛んで来ません?

 

加えて、家内が果物を食べていると「欲しい!欲しい!」とねだって飛び付いて来るのですが、同じ物を食べていても私には絶対に飛び付いて来る事は有りません。

 

また、ケージから出してやると凡犬(先住犬)に向かって走っていっては、「ガウガウ」言いながら遊びに誘い取っ組みあっています。

「私が遊びたい気分なんだから遊んであたりまえ!」という感じで嫌がる凡犬の気持ちなど完全に意に介していません。

 

襲われた凡犬は、チビ助が余りしつこいので仕方なく遊んでやってるという感じです。

「もうこいつの相手はしたくない!」と思った時はチビ助が付いて来ない「ベランダ」等に避難しているようです。(ベランダには絶対付いて行きません)

 

片や凡猫、こいつは一番チビ助に対して厳しい態度を貫いています。

「鬱陶しい」と思ったら心の赴くままにチビ助を追いかけまわしてはケージに追い込んだり、「シャー!!」と威嚇したりとチビ助を圧倒しています。

さすがのチビ助も「この生き物は危険」と認識したのか、凡猫には極力近づかないことに決めたようです。

凡猫が近くに居る時は抜き足差し足で猫を刺激しないようにそっと歩いています。

 

総合的に判断すると、チビ助の頭の中で「私」→「凡猫」→「自分」→「凡犬」→「家内」となっているようです。

 

私がチビ助にオヤツをあげる事は無いのですが、いつも美味しいオヤツを家内から貰っているくせに、チビ助のヒエラルキー(ヒエラルヒ―)では、一番下には家内が居と思っているようです。

チビ助にとって、我が家でのヒエラルキ―は、美味しいオヤツを貰えるかどうかで決めていないようです。

 

しかし、凡猫のヒエラルキーは、確実に「家内」→「凡犬」→「自分」→「私」→「チビ助」のようです。

 

では、家内のヒエラルキーはどうなっているのかな?

私より犬・猫が上位に居るのは確かですが!