堺市の変人

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香り高き「金木犀」

最近、チビ助(預り犬)の散歩が少し楽になりました。

3ヶ月の仔犬ですので、始めの頃はあっちに行ったりこっちに来たり、右に左にと全く落ち着いて歩きません。

挙句の果ては、止まって動かず!歩いたと思えば隣の凡犬にちょっかいをかけ嫌がられるといった始末です。

 

チビ助が来てから1ヶ月、一日2回の散歩でしたが、ようやく2匹並んで歩けるようになりました。まだまだ完璧ではありません。来た頃よりも良くなったという程度です。

もう慣れ過ぎて、室内ではハッチャケ最高潮です。

先日も、扇風機のコードを噛んで家内に怒られていました。「高いほうの扇風機やったのに!」

 

先日来、公園の緑道を散歩していると「金木犀」の甘い香りが秋を満喫させてくれます。

道に3本、「金木犀」の樹が植わっています。オレンジ色の花が満開です。

中国から江戸時代に日本に渡って来たようですが、元々雌雄異株の樹ですが日本に渡ってきたのは雄株だけだったようで、日本の金木犀は実が付かないようです。

 

遠くからでも風に運ばれ甘い香りを放ちますので、昔はトイレの近く植えられていたようです。今では水洗トイレ・下水道が整備されていますので、トイレの臭い消しで使われる事は少ないようですが、トイレの消臭剤として「金木犀」を使うなんて粋なものです。

 

花言葉は「気高い人」、中国では位の高い女性の香料として使われた事が由来のようです。他にも香りが強いわりに花が小さくつつましい事から「謙虚・謙遜」、強い香りで開花時期を隠す事が出来ない事から「真実」等の花言葉が有るようですが、花が散ってももう一度咲く二度咲きの品種もあるようです。

 

開花は一週間程度、後2~3日は金木犀の香りで目一杯秋を満喫したいです。