「ハッチャケル」真最中
「仔犬を譲ってもらう時は、呼んで二番目に近寄ってきた仔を選ぶといい」と言われる事があります。
最初に寄ってくる仔は怖い物知らずで好奇心が強い、二番目の仔は一番目の仔より慎重、でも好奇心もそこそこでバランスがとれた仔、最後まで寄って来ない仔は怖がりで引っ込み思案の大人しい仔と言われています。
家で今預かっているお嬢さんは間違いなく一番最初に寄って来る仔、好奇心の塊です。
兄弟三匹で保護されたのですが、家で預かっている仔だけが雌で後の二匹は雄、最初の頃は別のお宅で三匹一緒に預けられていました。その時、最初に人間に慣れ始めたのは家に居るお嬢さんだったようです。
この三兄弟は仔犬を選ぶ基準のとおりの三匹!二番目の仔がやはり一番落ち着いていて思慮深いようです。我が家のお嬢さんはとにかく「ハッチャケ」ています。
昨日も2時間ほどのバリケン内で大人しくしていたのですが、リビングに出すなり凡犬相手に大暴れ、凡犬も機嫌が良かったのか、めずらしく仔犬の相手に取っ組み合い、仔犬は大喜びで凡犬にじゃれ付いていました。
そして、ひとしきり遊んだ後、家内の座布団に伏せたと思ったらいきなりオシッコ、「ドバッ!!」と大量縫にオシッコを放出しました。それは吹き出したという表現がぴったりなくらいの大洪水!
いつもの排泄ポーズも取らずに出してしまったところをみると、遊ぶのが忙しくてトイレに行くことをすっかり忘れていたようです。
仔犬らしいと言えば仔犬らしいのですが、こちらは大騒ぎです。
座布団カバーを外して、座布団ごと洗濯です。ここのところの雨続きでちゃんと乾くのには時間がかかりそうです。まる二日経っても乾いていません。
仔犬は大変可愛いですが、手間は成犬の数倍!
見る物、聞く物が初めての事ばかりですので仕方がありません。
自分が小さい時の事を想像すると大きな事はいえませんが、「コラッ」をついつい怒ってしまいます。
家内は可愛くて仕方が無いようですが、小さい子供さんが居られるご家庭では子供がもう一人増えるようなもの、相当の覚悟が必要です。