秋の「盆踊り」?
先日、母の入所施設(特養)から「秋祭り」の案内が届きました。
多くの入居者が居られる中で、母の側に家族が居ないというのも寂しいと思い、家内と二人で参加しました。
夜6時30分~8時までの予定でしたが、天気周りが悪く「雨天中止」になるのではと心配しましたが、たまの親孝行、天気の神様も気を使ってくれたのか9月22日は雨も降らず過ごし易い夜でした。
場所は施設のバルコニー、真ん中に矢倉が設置され、おでんやたこ焼き、ポテトフライやかき氷、勿論ビールやお茶のコーナーも有り立派な催しでした。
音頭の歌い手さんもプロかな?というほど本格的です。踊り手さんもボランティアのようですが、踊り慣れている方も数名居られ見ていて飽きません。
みんな楽しそうで、此方にも「楽しさ」が伝わって来ました。
なにより嬉しかったのは、もう私の顔も忘れているお袋が笑顔で楽しそうにしている事でした。たまに手を叩いて喜んでいます。
そんなお袋の嬉しそうな姿を見ていると涙が出そうになりました。
初めての秋祭りらしいですが、内容は「盆踊り」?
でも、これだけ楽しい企画ならOKです。
季節も夏より今頃の季節のほうが過ごし易く、お年寄りの身体にも良いように思います。
「河内音頭」や「江州音頭」、「炭坑節」とそれはそれは太鼓に合わせてノリノリでした。
意外とエレキギターの伴奏も違和感無く聴く事が出来ました。
家内は踊りを、私は河内音頭を習ってみたいとか言いながら、あっという間に1時間半が過ぎ秋祭りが終わりましたが、ややもすると暗いイメージが付きまとう施設の中で、こんなにも楽しい一時が有ったことに救われたような気持ちになりました。
企画された施設のスタッフの方に心から感謝です!