堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

伊豆半島旅行記(最終編)

最終日に伊豆から堺までは疲れるというので、途中浜松で一泊して帰りました。(運転は家内一人です。)

浜松と言えば「餃子」、当初は浜松の人気店に昼の予約を入れようと思ったのですが、さすが人気店、電話が全く繋がりません。

 

仕方なく宿に向かい(宿は浜名湖西岸で浜松市中心部からは少し離れています。)フロントで宿の近くのお勧め餃子店を聞いてみました。

やはり餃子の店を聞かれる事が多いらしく、近くの餃子店を何軒か掲載したチラシの中で一番宿から近い店に決めて出かけました。

 

店構えは普通の中華料理屋さんといった感じ、近所の人達がふらっと寄るような飾ることのないお店です。

お持ち帰りの焼き餃子が10個入りで490円となかなかリーズナブル、店に入るとお客さんは地元の人っぽい方々ばかりです。

 

6時半頃に行ったのですが、6卓あるテーブルの内3卓にだけ人が座っているという感じでした。

 

注文は勿論「餃子」、家内とシェアするので15個入りで750円、それと家内がラーメンも食べたい!と言うので一杯450円の一番シンプルな醤油ラーメンをそれぞれに注文しました。

 

まずお目当ての餃子が出てきましたので、さっそく食べてみましたところ、これが思っていた以上に美味しかったです。浜松餃子はキャベツの量が多いと聞いていましたので、もっとあっさりした味なのかと思っていたのですが、結構しっかりと肉の味がついています。ニンニクもそんなにきつくなく二人で15個は多いかな?と思っていた私達もラーメン一杯と一緒に余裕で完食できました。

 

行列必須の人気の店とかでは無く普通の町の中華食堂が、とても美味しい餃子を提供していますので、さすが「浜松」といった感じです。

次回に東方面に旅行する事が有ったら、必ず浜松には立ち寄ろうという気持ちになってしまいました。

 

今回の旅行は秋雨前線のせいで出発から帰りまでずっと天気が悪く、ほぼ太陽を見る事の無い旅行でした。

助手席に座っている私を「雨男」と決め付け、「あそこに富士山が見えるはずやな」と何度嫌味を言われた事か!

 

しかし、旅行の目的が「グルメ」(私たちなりのグルメです)だったため、天気が悪くても楽しく過ごせましたし、かえって天気が悪いから人が少なくてラッキーと思えるような旅でした。

 

家内は石廊崎にも行きたかったようですし、富士山も見たかったようですが(一度も見る事が出来ませんでした)、「また今度来る時のお楽しみや!」と前向きです。(仕事に対してもこのくらい前向きになれば評価も上がるだろうに・・・)

魚の干物(下田の万宝と清水港の久保田商店)、浜松餃子、治一郎のバームクーヘン、箱根ベーカリーのパン、伊東「ル・フィヤ―ジュ」のパン、箱根仙石原「角田屋」のコロッケとハムカツ・・・のプチグルメに満足し帰路に付きました。

 

翌日、お土産のバームクーヘンの切れ端を義母に渡すとこれが大好評で「〇〇さんと、▽▽さんにあげる」と言って持っていかれ、沢山買ったバームクーヘンは跡形も無くなりました。(アウトレット価格で100グラム100円と格安です。)

久保田商店で買った干物も好評、厚い身のサバが美味しかったようで「もっと買えばよかった」と家内が悔しそうにしていました。(これも大きな半身が200円と格安です。)

 

「買うのはいいが冷凍庫の整理をしてから買えよ」と思わず呟いてしまいましたが、行く先々で美味しいものを探しながらの旅も楽しいものです。